【合コン体験談】男性4対女性2の地獄の合コン 第1話
合コン人数設定の鉄則として、3対3の6人の合コンが一番盛り上がります。
理由は同じ話題を共有できるからです。
しかし男女一人ずつ増えて4対4の8人になると一つの話題を共有できずに、どうしても二つのグループに別れての会話になってしまいます。
ですから合コンの幹事をするときは、相当気を使って人数設定をしています。
にも関わらず、わたしが幹事をした6人で行われた史上最悪の合コンを紹介します。
男性幹事との出会い
合コンをするうえで大切なのは幹事同士の絆ですが、わたしと男性幹事さんは一度会っただけで二人きりでご飯に行った事もない関係でした。
わたしと男性幹事さんとの出会いは婚活パーティーでした。
その婚活パーティーは立食型で男性と女性合わせて40人ほどが参加してるとても大きなパーティーでした。
2時間様々な男性とお話しして、LINEの交換をしていたので男性幹事さんと一体どんな会話をしたのか覚えていない状況でした。
男性幹事さんのLINEのアイコンはご本人の顔ではなく風景だったので顔ももちろん覚えていません。
パーティーの後に様々な男性からLINEをいただいてほとんどの内容が「今度ご飯に行きましょう」だったのにも関わらず、男性幹事さんからは「合コンやりませんか?」でした。
合コンをしてほしいということは、つまりわたしのことは恋愛対象ではなく気に入らなかったということです。
でもわたしの周りにいる子は可愛い子が多いと思ったのか、わたしの人脈が太そうだと思ったのかはわかりませんが合コンをお願いしてきたんですね。
わたしの友達も彼氏がいない子が多い時期だったので、お互いにとってメリットがあると思い合コンを了承しました。
気になる男性陣のスペック
女性陣に「合コンあるから来ない?」と誘うと一番最初に聞かれることが「なんの仕事してる人?」です。
「なんの仕事?」=年収を知りたいのです。
日雇いの工事現場のアルバイトの男性と合コンしたいという女性はまれでしょうし、逆に医者や弁護士なら予定を無理やり空けてでも合コンをしたいのが女性なのです。
ですから男性幹事さんの職業はもちろん、一緒に来る男性陣の職業を聞かないことには合コンを開催できないのです。
婚活パーティー中に男性幹事さんの職業は聞いているはずですが、20人以上とお話ししたので男性幹事さんが何のお仕事をしているかなんて覚えていません。
医者や弁護士と言われれば覚えているはずですから、あまり目立った職業ではないのかもしれないと予想しつつ、素直に男性幹事さんの職業を聞いてみることにしました。
男性幹事さんの職業
LINEで「男性幹事さんって何のお仕事をされているんでしたっけ?たくさんの方とお話しして忘れてしまって汗」と聞くと「SEだよ」と返ってきました。
出た!SEです!
SEはシステムエンジニアの略で「逃げるは恥だが役に立つ」で星野源演じる平匡さんの職業です。
婚活パーティーでも合コンでもSEっていう男性とても多いんですよね。
どの会社に所属しているかで年収は全然違いますし、フリーかどうかでも違います。
さすがに初対面の男性に「会社名を教えて下さい」とは言えないので、年収を予想するのがとても困難です。
ですからSEと言われると困るんですよ。
もしかしたらSEと言っても簡単に年収を予想されないと知っていて嘘をついてSEと言う人もいるのかもしれないです。
「合コンに参加される男性陣はみなさん会社の同僚ですか?」と聞くと「会社の同僚もいるし高校の時のやつもいるよ。」と言われました。
会社の同僚は最低限SEだとしても、高校の時のご友人は何の仕事をしているのかわかりません。
もし仮にその高校の時のご友人がハイスペックだったら申告してくると思うんですよね。
「外資金融連れてくからよろしく!」みたいなかんじで。
申告してこないということはそのご友人にも期待できないのかなぁと思います。
合コンの人数設定
男性陣のスペックはあまり高くないと予想したわたしはとっさに誰を合コンに呼ぶか考えました。
わたし含めてわたしの周りはハイスペック好きな友達しかいないのです。
SEという微妙な職業の男性との合コンに来てくれる性格のいい子は二人しか思い浮かびません。
「合コンですが3対3の6人でいかがですか?」と提案してみました。
すると「え~もう3人に声かけちゃったし俺入れて4人でお願い!」と言われました。
4対4の合コンは盛り上がらないし、女性陣を集めるのも大変ですから困りました。
声はかけてみるけど、無理なら3対3にしてくださいと言って女性メンバー集めをすることに。
予想通り友達から断られ続ける
友達からの反応はわたしの予想通りでした。
「有名企業のSEだったらきっと自分から言ってくるし、言ってこないってことは絶対小さい会社の稼いでないSEだよ!」と難色を示され、断られ続けました。
ようやく1人参加してくれることになった子にも「二次会は絶対行かないって約束ならいいよ。」と条件付きで了承してもらいました。
結局わたしとその1人の子しか参加できないため男性幹事さんに連絡をしました。
「申し訳ありませんがわたしともう1人の子しか集められませんでした。合コンを中止にするか2対2にしていただけませんか?」
男性幹事さんから来た返事は驚くべきものでした。
次回に続きます。