【楽天オーネット体験談】友達が先に成婚大会
私と、友人が揃って楽天オーネットに入会してから、10ヶ月ほど経過したころです。
婚活って一緒に活動をすることができないため、お互いの近況報告として、2人でランチに出かけることにしました。
とは言っても近況報告できることが、私には大して何もなかったのですが・・・。
いつ終わるかわからない修行のような婚活よりも、女子会と称したランチの方が楽しいのは事実。
心待ちにしていました。
楽天オーネット近況報告会
お店に着くと、管理栄養士である友人は食に対するこだわりが強く、二人ぶんのメニューをさっさと注文。
クリーム系とトマト系どっちが良い?など、質問してくれるのですが、ほぼほぼ彼女が決めてしまいます。
しかし実際、優柔不断な私とはその方が相性もよく、楽であることも女子会を楽しみにしている理由の一つでした。
おいしい食事をしながら、楽しい会話も弾んで・・・となりそうですが、大抵の場合「婚活うまくいかない話」か「仕事うまくいかない話」のどちらか。
今日も予想した通り、真っ先に喋り出したことといえば、いつもの婚活うまくいかない話のようで、彼女には申し訳ないけれど、内心私はほっとしていました。
彼女からの報告によると、楽天オーネットからの紹介された人から会ってもいないのにお断りをされたとのこと。
彼女は、それはもうぷんぷんに怒っており、掲示板を閉じる際に一言文句を言ってやったと息巻いていました。
ですが怒りがおさまると、今度は落ち込みはじめ「何やってもダメなのよ。」「楽天オーネット、もうやめる」なんてセリフも飛び出すほど。
今日は聞くに徹しようとは思っていた私も、慌ててなだめに入るくらい彼女の切実な思いを感じました。
しかも、彼女は前に会った時より痩せていると感じ、「ちゃんとご飯、食べてる?仕事はどう?」と私が聞くと、仕事が毎日残業続き、毎週休日出勤。
その上新たに責任あるポストに転勤になりそうで精神的にも体力的にも限界なのだという話でした。
報告することが全く何もない私と、辛い報告ばかり山ほどあるという彼女。
可哀想な私がさらに可哀想な彼女を慰めている姿は悲惨そのものでした。
結婚することになった?
その次の月、残業の仕事を終え、さて家に帰ろうとしたところ、ふとメールの着信音に気がつきました。
開いてみると、それは彼女からのもので「〇〇ちゃん、私結婚することになったわー」との一言。
思わず二度見する私。
結婚するかもしれないではなく、結婚することになった?
確か先月、楽天オーネット退会するといっていた彼女が・・?
何をどうやったらそうなるのか、私はもちろんプチパニック状態。
そこで質問メールを連投するも、彼女からのメールには「後日ちゃんと話す」としか返ってこず、なんだか忙しそうな雰囲気。
なので、それ以上聞くのをやめておいたものの、胸のドキドキはなかなかおさまりがつきませんでした。
後日、女子会と称した結婚報告会では、あの後すぐ楽天オーネットの担当者から紹介された人と、意気投合しておつきあいすることになったということ。
また、彼は船乗りさんで、3ヶ月クールで、滞在と航海を繰り返すらしく、またすぐに航海に出るタイミングだったそうです。
そのため間が空いてしまうくらいなら結婚をしようという決断に至った、という報告を受けたのでした。
幸せな結婚式
彼が航海に出ている間に、結婚式の準備のほとんどを彼女がすることになり、ケンカもしたとのことでしたが、つつがなくその日を迎えられ私は結婚式の受付を担当することに。
チャペルに登場した彼女の綺麗さはもちろんのことなのですが、それよりも私の目が釘付けになったのは彼女の旦那様。
ものすごくイケメンだったのです。
それを見た瞬間、思い出したことが一つ。
彼女と楽天オーネットに入会した際、どんな人が良い?と担当者の方からの質問に、彼女は間髪入れずはっきりと「顔」と真顔で答えていたことを・・・。
きっちりと有言実行を成し遂げたわけですが、気になる“馴れ初め”については、説明がカットされていました。
もともと彼女は楽天オーネットで知り合ったことをオープンにはしていませんでしたが、隠す様子もありませんでした。
しかし、後々聞いた話によると旦那様の方が完全にNGだったため、式では一切そのワードが出ることはありませんでした。
諦めようと思った矢先の出会い
私が楽天オーネットで知り合った方と結婚するのは、もうちょっと後になるのですが、当時は、羨ましくて、寂しくて、ちょっと目の前が見えないくらいでした。
しかし、私もそうですが彼女も「もうダメだ」と思った瀬戸際のところで、ようやく運命の人が現れ、トントンと結婚することになりました。
「そういう人が現れたら不思議なことにトントンといくもの」
これは、よく周りの友人から言ってきかされてきたセリフでしたが、そこまでたどり着くにはあまりにも落ち込むことばかりで。
現に私が一番この言葉を信用していませんでした。
しかし現にそうなったのも事実。
心霊体験のように、不思議な感覚で結婚まで突き動かされたのです。
ちなみに、心の隅にもう少し頑張れば、という思いが残っている間は中途半端な出会いしかありませんでした。
本当に、最後の最後で。
こんなことがあるから、人生って本当にわからないものですね。