結婚前に同棲するメリットとデメリット!3つのルールでうまくいく?

結婚前に同棲するか、同棲期間なしで結婚するかで悩むカップルも少なくありません。

同棲をすると、結婚前に相手との結婚生活と似たような体験ができて、その相性を再確認できるメリットもあります。

しかし、結婚までの期間が延びたり、ちょっとしたことで破局の原因を作るデメリットがあるということも忘れてはいけません。

結婚前に同棲するメリットとデメリットや、同棲がうまくいくための3つのルールについてご説明します。 

結婚前の同棲でうまくいくための3つのルールとは?

結婚前の同棲でうまくいくか同棲が原因で破局してしまうかはルールを2人で作り、それをお互いが守れるかにかかっています。

最低限これだけは決めておきたいという、3つのルールをご紹介します。

家事の分担を決めてお互いの役割を明確にする

同棲をするメリットは、一人暮らしと違って相手と家事を分担できることです。

仕事をしていると忙しくて、帰ってからも家事に時間を使うことで自分の時間がなくなってしまいますよね。

しかし、相手と家事を分担すれば、お互いに自分の時間を増やすことができます。

また、一人暮らしだと食事もコンビニで購入するなど適当になりがちですが、相手がいることで自炊しようという気持ちが高まります。

お互いの身体を気遣うことになり、栄養バランスの取れた食事によって健康になれるメリットがあります。

同棲前には”家事をやってもらって当たり前”と相手に思わせないことが重要です。

家事については話をしてお互いの担当を決めた上で、仕事の都合などでできそうにない時のみ相手に頼むようにしましょう。

男性の中には”家事は全て女性がやるべきだ”という古い考えを持つ人がいます。

家事の分担の話をした時に相手が協力してくれそうかがわかるので、将来苦労しないためにも結婚前に相手の協力度を見極めましょう。

お金の管理をしっかりとする

結婚前の同棲ではお金を今まで通り個人で管理するか、それとも2人の同棲後のお金はどちらかが管理するかを決めます。

結婚前の同棲でのお金の管理として、おすすめは後者です。

2人でお金を管理することによって浪費することが減り、結婚後のための貯金も増えます。

ただし、今まで実家暮らしをしていた人にとっては、同棲することで家賃を始めとした様々な出費が増えることになります。

自由になるお金が少なくなるとともに、遣り繰りすることに対して負担が大きいと感じるかもしれません。

相手と自分の収入次第では、マイホーム購入など結婚後に諦めなければいけないことが出てくる可能性もあります。

実際に一緒に生活をしてみて結婚までの貯金計画を相談したり、しっかりとお金を管理して今の収入でやっていけるかを確認してみてください。

価値観や一緒に生活する時のルールを確認する

結婚前に確認しておくべきこととして、一番大切なのは価値観が合うかや家庭内でのルールが合うかといったことが挙げられます。

そのような価値観としては2人に関わる物事の考え方、様々なことについての優先順位、金銭感覚などがその例となります。

特に、金銭感覚が違いすぎると生活にも大きな影響があるかもしれないので、相手の金銭感覚や趣味へ投資する金額は軽視できません。

また、家庭内でのルールは育った家によって大きく異なります。

結婚後のルールとしては、お互いの家でのルールが違った場合、今までの当たり前だと思っていた感覚を捨てる必要も出てきます。

お互いに折り合いをつけながら新しいルールに馴染めるか、といったことが問題になります。

家庭内でのルールには”こうすることが正しい”という正解はないので、2人でどちらが自分たちに合っているかを話し合いましょう。

違った環境で育ってきた者同士が暮らすわけですから、異文化に適応していくつもりで新しいルールにも従うことが大切です。

このような価値観が合うかや、新しいルールでもやっていけるかを確認できるのは同棲するメリットの一つです。

一方、それに馴染むまでが大変なので、人によってはストレスが溜まることもあるかもしれません。

入籍前に同棲することで親に結婚を認めてもらえる

入籍前に同棲することは、お互いの両親に結婚を認めてもらいやすくなるといった意味でメリットがあります。

いきなり入籍する時には不安を感じる両親も、同棲期間を設けることで、相手の話を詳しく子供から聞くことができます。

子供が真剣に交際している相手が良い相手なのか、そして子供を本当に幸せにしてくれそうなのかを判断する材料となります。

同棲を開始する時には事前に親に報告し、お互いの実家に行って許可をもらうようにしてください。

同棲生活を始めたら両親は心配しているかもしれないので、できるだけマメに報告をするようにしましょう。

この時に注意したいのは、相手の愚痴をしょっちゅう親に言わないようにすることです。

自分としてはちょっとした愚痴を言ったつもりでも、親にとっては不満があるなら別れた方が良いのではないかと思ってしまうこともあります。

特に、親が愚痴しか聞いていない場合には、結婚を反対するきっかけをつくってしまうことになります。

できるだけ親には相手の良いところを話すようにして、相手への不満は他の方法で解消しましょう。

同棲前には同棲期間を決めることが大切

同棲をすることは、結婚前にお互いのことを確認するチャンスでもありますよね。

同棲は相手のことがよくわかるというメリットがある分、結婚のタイミングを見失いやすいのが最大のデメリットと言えます。

なので、半年や1年など期間を決めて結婚をするか、関係を解消するかを決めることをおすすめします。

同棲する期間を決めることによって結婚へと一日ずつ近付いていくのがわかり、お互いの結婚への意識や決意も固まりやすくなるでしょう。

最後に

結婚前に同棲をすることがおすすめの理由は、”結婚したらどうなるんだろう?”という結婚生活のイメージが湧きやすくなることです。

一度入籍してしまうと独身の時よりも別れにくくなってしまうので、実際に一緒に生活してみるというのはとても良い考えです。

逆に、今まで目につかなかった相手の欠点も見え始めるというデメリットもあります。

このデメリットは同棲ではなく結婚をしても同じなので、お互いにうまくいく工夫をしながら一度同棲をして、結婚生活の練習をしてみることは良いことです。

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