結婚相談所は婚前交渉禁止?真剣交際期間中のルールを調査!

結婚相談所で婚前交渉している人

結婚相談所の利用中は婚前交渉できないという話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

婚前交渉をして、体の相性を確かめたい人からすれば、婚前交渉禁止のルールは辛いものです。

この記事では、「結婚相談所で婚前交渉が禁止されているのは本当?」「なぜ婚前交渉を禁止しているのか?」といった疑問を持っている人に向けて書いています。

編集部
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結婚相談所における婚前交渉について解説するので、参考にしてください!

結婚相談所は婚前交渉禁止?

結婚相談所で婚前交渉を禁止された女性

結婚相談所で実際に禁止されているかどうかは、各々の相談所によって判断が分かれます。

  • IBJは加盟店を含め婚前交渉禁止
  • 大手結婚相談所は婚前交渉を容認している

大手をメインに、自由恋愛を尊重している相談所は禁止しておらず、婚前交渉を容認しています。

一方、専任のスタッフによるサポートを重視している個人や小規模の仲介型の相談所の多くは、禁止事項としています。

このように、相談所によってそれぞれルールが異なります。

IBJは加盟店を含め婚前交渉禁止

結婚相談所の中でも、業界最大手のIBJ結婚相談所連盟は、加盟店を含め禁止しています。その理由は、遊び目的・体目的の人を入会させないためです。誠実に結婚を目的とする人同士が活動をしてほしいという考えに基づいているのでしょう。

IBJ連盟に加盟している主な相談所は以下の通りです。

  • IBJメンバーズ
  • セブン結婚相談所
  • ハッピーカムカム
強制退会などの罰則がある場合も

結婚相談所で婚前交渉のルールを破った場合、罰金や強制退会させられる相談所もあります。例え真剣に結婚相手を探している中で婚前交渉に至ったとしても、利用している相談所で禁止されていれば違反になります。

ルールを破ると、罰則が課されるだけではなく、会員としての信用を失うことになるでしょう。強制退会されなくても、カウンセラーからの信頼を失えば、お見合い相手を紹介してもらいづらくなるかもしれません。

「知らなかった」では済まされないので、利用する相談所のルールを確認しておくのが大事です。

成婚退会とみなされる場合も

結婚相談所における成婚とは「会員同士で結婚の意思が取れた」状態を指し、成婚となった場合、成婚料を支払って退会するのが一般的です。

婚前交渉は、お互いに結婚する意識がある=成婚とみなされる場合もあります。意図せず、成婚退会扱いになる可能性もあるので、気を付けましょう。

大手結婚相談所は婚前交渉を容認している

大手結婚相談所は基本的に婚前交渉を容認しています。自由恋愛を尊重しており、推奨はしていませんが当人同士に一任しているところがほとんどです。

結婚相手を探す上で体の相性も大事にしたい人は多いでしょう。実際、自然恋愛で婚前交渉をしないカップルは少なく、結婚相談所もそうした現実を知っています。

婚前交渉を容認している、主な結婚相談所は以下の通りです。

  • パートナーエージェント
  • オーネット
  • エン婚活エージェント
  • ゼクシィ縁結びエージェント

婚前交渉をしないと結婚相手を決めるのが不安な人は、上記の結婚相談所を選びましょう。ただし、婚前交渉を良しとしている相談所でトラブルがあっても自己責任となります。

結婚相談所が婚前交渉禁止の理由

結婚相談所で婚前交渉してトラブルにあった女性

結婚相談所が婚前交渉を禁止にしている理由はなんでしょうか?理由もわからず「禁止されているから」という理由だけでは納得できないでしょう。

結婚相談所が禁止しているのは、基本的に女性を守るためです。いくら当人同士の問題とはいえ様々なトラブルの元になり得ます。

実際、禁止していない婚活サービスではトラブルが起きている例が確認できています。

  • 妊娠の可能性があるから
  • セフレになる可能性があるから
  • 婚前交渉が原因でトラブルになる場合があるから
  • 遊び目的の人が入会しないため
  • ヤリモクを入会させないため
編集部
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具体的なトラブル例を見ていきましょう。

妊娠の可能性があるから

婚前交渉を禁止している理由一つ目は、妊娠の可能性があるからです。正式なプロポーズや、両親への結婚の挨拶も済んでいない状態での妊娠は、「望まない妊娠」となる可能性があります。

実際女性が妊娠したのを機に、男性が音信不通となり逃げてしまう例はいくつもあります。望まない妊娠は、女性にとって身体的にも精神的にも苦痛を強いられるものです。

お腹に赤ちゃんを抱えながら、婚活することもできず、パートナーを手に入れることもできず、シングルマザーとなってしまうでしょう。そうした不安を払拭し、安心して婚活できる場を提供するために、婚前交渉を禁止しています。

セフレになる可能性があるから

婚前交渉を容認することで、セフレになる可能性があるのも理由の一つです。真剣に婚活している女性にとって、一つ一つの出会いはとても重要になります。

その一方で、体目的で登録する男性も少なからずいるのも事実です。目の前の縁を大事にしたい女性と性行為が目的の男性が体の関係を持つことは、セフレに発展する可能性が高いです。

その結果、女性は傷つき、結婚相談所にいる男性が信用できなくなるでしょう。あらかじめ禁止にすれば、そういったトラブルを未然に防ぎ、真剣に婚活している女性を守られます。

婚前交渉が原因でトラブルになる場合があるから

婚前交渉をしてしまうと、様々なトラブルに発展する可能性もあります。体を重ねた途端に連絡が取れなくなったり、性交渉をしてしまったがばかりに相手に束縛されるようになったりするトラブルが起きています。

あらかじめ禁止にしてけば、トラブルを未然に防げるでしょう。お金を払って入会した大切な会員だからこそ、トラブルが元で結婚相手と出会えないまま退会してしまうような事態にはさせたくないのです。

遊び目的の人が入会しないため

結婚相談所は真剣に結婚相手を探す場所です。しっかりルールとして婚前交渉を禁止にしておかないと、遊び目的の人も入会しかねません。

「真剣に婚活している人に素敵なパートナーを見つけてもらいたい」だからこそ、遊び目的で入会する人をなくし、真剣に結婚を考えている人に安心して活動してもらえるよう配慮しています。

ヤリモクを入会させないため

婚前交渉を禁止にすれば、ヤリモク(体だけの関係を目的としている)の入会を阻止することにもつながります。

結婚や誠実な出会いを求めている人が安心して利用できるように、堅実なサービスにしようと心掛けているのです。

ヤリモクがいるという評判が立ってしまうと、相談所に入会するのを躊躇する人も出てきてしまいます。誰もが安心して成婚まで繋げられるように、禁止にしているのでしょう。

結婚相談所入会者は婚前交渉できない?

結婚相談所入会者の婚前交渉前の様子

結婚相談所での婚前交渉を禁止することは、女性を守ったり、相談所の信頼や質を守ったりすることが目的ということが分かったと思います。

そこで気になるのは、婚前交渉をするタイミングではないでしょうか?婚前交渉できないまま結婚してしまうと、結婚生活に不安を感じる人もいるでしょう。

いつならいいのか、ベストなタイミングはいつなのか、詳しく解説していきます。

  • 成婚退会後はできる
  • 婚約前にするのがおすすめ
  • 結婚するまでしないのも一つ

結婚相談所入会者の婚前交渉のタイミングは、上記のいずれかがおすすめです。それぞれのタイミングについて詳しく見ていきましょう。

成婚退会後はできる

婚前交渉のタイミングの一つとしては、成婚退会後です。成婚退会後は、結婚相談所から卒業しているわけですから、相談所のルールに則る必要はありません。

当人同士の意思でできます。お互いに結婚の意思が確認できているからこそ成婚退会をしているので、信頼関係も成り立っているはずです。

成婚退会した段階では恋人同士なので、婚前交渉も結婚するかどうかの一つの材料にできます。ただし、妊娠などの危険性は考慮した上で行いましょう。

婚約前にするのがおすすめ

婚前交渉おすすめのタイミングは、婚約前です。体目的ではなくても、夫婦になる上で、体の相性は大事なポイントの一つとなり得ます。そのため、正式に婚約を決める前に婚前交渉をするのが望ましいという考え方です。

万が一婚約後に、体の相性が合わないからと婚約破棄を申し出た場合、慰謝料を請求されるなどのトラブルが発生するかもしれません。婚約前に確認しておけば、本当に相手と結婚していいのか最終判断できるでしょう。

結婚するまでしないのも一つ

婚前交渉はせずに、結婚してから体を重ねるのも一つです。結婚相談所で真剣に婚活している人は、誠実に結婚を望んでいます。そのため、体のつながりよりも心のつながりを大事にしたいと考えている人が多いです。

子供を考えている場合も、まずは夫婦として信頼関係を育むことを優先したいと考える人は少なくありません。

婚前交渉を結婚するまでしないことで、

  • 心のつながりを大事にする分、絆や愛を深められる
  • 望まない妊娠を防げる

といったメリットがあります。必ずしも婚前交渉しなければいけないわけではないので、二人で話し合って決めましょう。

結婚相談所には婚前交渉禁止以外にもルールがある

結婚相談所で決められているルールが書かれた紙

結婚相談所には、婚前交渉以外にもルールがあることをご存知でしょうか?特に、プロのアドバイザーがつく、お見合い相手を紹介してもらえる仲介型の結婚相談所にはいくつかのルールがあります。

  • 3ヶ月ルール
  • お見合い承諾後のキャンセル
  • 当事者だけでの連絡先交換禁止
  • お見合い中のボディタッチ禁止
  • お見合い時の支払いは男性が基本
  • 宿泊を伴う旅行の禁止
  • 交際お断りの直接連絡禁止
  • 金銭のやり取り禁止

このように、結婚相談所には様々なルールがあります。ルールの内容や、なぜそのようなルールがあるのかを知れば、誠実に婚活をするために意味のあるルールだと理解できるでしょう。

編集部
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結婚相談所の婚前交渉以外のルールについて、詳しく見ていきましょう。

3ヶ月ルール

結婚相談所には、3ヶ月ルールと言われるものがあります。3ヶ月ルールというのは、お見合いしてから3ヶ月以内に、相手と結婚する意思があるかどうかを明確にしなければいけないというものです。

「交際」「仮交際」と呼ばれていて、お試し期間という意味合いが強いです。この期間に、当人同士で連絡を取り合ったりデートを重ねたりして、3ヶ月以内に結婚するかどうを決める必要があります。

「3ヶ月で決めるのは短いのではないか?」と心配になる人もいるかもしれません。しかし、お見合いに至るまでに、プロフィールで大体の人柄が分かっているはずです。何より、結婚相談所は交際を楽しむことが目的ではなく結婚が目的なので、集中して相手を判断するのに適した期間です。

結婚相談所によって期間は延長できるので、自分に本当に合うのかどうか納得するまで仮交際できるでしょう。

お見合い承諾後のキャンセル

結婚相談所では、お見合い承諾後のキャンセルは禁止されています。仕事上の都合や体調不良など、やむを得ない事情がある場合も、延期は可能ですがキャンセルはできません。万が一キャンセルする場合は違約金が発生します。

結婚相談所のお見合いは、お互いに予定を合わせた貴重な日です。また、結婚相談所の仲介人もこの日のために万全の準備をしてくれています。そうした関係者の信頼を失うような行為は、結婚相談所ではマナー違反です。

お見合いを受けてから気が進まない場合も、お見合いをしてからお断りするようにしましょう。

当事者だけでの連絡先交換禁止

結婚相談所では、当事者だけでの連絡先交換は禁止されています。お見合いの後、仮交際が承諾された場合のみ、仲介人を介して連絡先が交換できます。

仮交際に発展しないまま連絡先を交換すると、相談所が仲介しないところでトラブルが起きるかもしれません。仲介することで、会員同士のトラブルを避け、安心して活動できるように設けられているルールです。

お見合い中のボディタッチ禁止

結婚相談所において、お見合い中のボディタッチは男女共に禁止されています。お見合いの段階では、まだ信頼関係は成り立っていません。その中でのボディタッチは、馴れ馴れしさや不快感を与えます。適度な距離感を保ち、誠実に関係を進めるのが結婚相談所のマナーです。

お見合い時の支払いは男性が基本

結婚相談所のお見合い時に発生する飲食代などは、基本的に男性が支払うのがマナーです。

男性が支払うことで、男らしさや紳士的な印象を与えられます。女性が割り勘を提案してきた場合でも、率先して男性が支払うのが望ましいです。

結婚相談所によっては、お見合い時や一度目のデートは男性が支払うのをルールとしているところもあります。

宿泊を伴う旅行の禁止

結婚相談所によっては、交際期間中の宿泊を伴う旅行が禁止されている場合があります。宿泊を伴うと、意図せず婚前交渉などのトラブルに繋がる可能性があるからです。

また、そもそも宿泊自体が婚前交渉とみなされる可能性もあります。結婚相談所によって細かい判断は異なるので、事前にお世話になっている相談所に問い合わせましょう。

交際お断りの直接連絡禁止

結婚相談所では交際をお断りしたい場合、直接相手に連絡をしてはいけません。仲人型では必ず相談所を介すルールになっています。

直接断りの連絡を入れてしまうと、相手が怒り出すなどトラブルに発展する可能性があります。喧嘩やもめごとになったとしても、必ず専任のカウンセラーに相談しましょう。

金銭のやり取り禁止

結婚相談所において、金銭のやり取りも禁止されています。本人同士が納得していてもルール違反になるので気を付けましょう。

金銭のやり取りは、交際終了後にトラブルに発展する可能性があります。好き同士の時は許せることも、愛が冷めた途端に許せなくなるかもしれません。

お金の問題は別れた後に裁判沙汰にもなる問題です。

まとめ

結婚相談所で幸せになった二人

結婚相談所の婚前交渉禁止のルールは、会員がトラブルに巻き込まれないように設けられています。特に女性が安心して結婚相手を見つけるためのルールなので、守るようにしましょう。

特に仲人型の結婚相談所は、専任のアドバイザーが会員を成婚まで導く責任があります。決められたルールがあるのは息苦しく感じるかもしれませんが、すべてあなたを守るためです。

安心して婚活できるように、ルールはしっかり把握しておきましょう!ルールを守って婚活をすれば、誠実な結婚相手を見つけられますよ。

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