婚活でキープはもう常識!本命になれる3つの方法
「婚活相手にキープされているかも?」と感じたことはありませんか?
「キープされたら本命にはなれないの?」「そもそもキープってアリなの?」と婚活中に不安や疑問を持つ人少なくありません。
今回は婚活におけるキープの常識や本命との見分け方、キープから本命になる方法を解説します。
婚活の実情を知って、スムーズな婚活のために役立ててくださいね。
婚活でキープは当たり前?
婚活で多くの人が疑問に感じるのが「キープ」に関することです。婚活ではキープが常識なのか、非常識なのか迷う人が多いです。ここでは、婚活におけるキープの認識について紹介します。
男女とも婚活でのキープは普通
一般的に恋愛では、相手をキープする行為はタブーとされていますよね。キープする、キープされると聞くと「失礼で非常識!」と不快に感じる人も多いのではないでしょうか?
しかし婚活においては、その認識は全く異なります。婚活でのキープはマナー違反どころか、むしろれっきとした「常識」なのです。
婚活と自然な出会いから始まる恋愛とでは、関係を築いていくプロセスが違うためです。
婚活でキープがOKな理由
婚活では初めから「結婚相手を見つける」という目的ありきで、見ず知らずの人同士が出会いますよね。出会うこと自体、結婚相手を見つけるための手段なので、最初から一人に絞り込む必要はありません。
複数の候補者と出会い、その中から自分に合う相手を見つけようとするのは、ごく自然な流れなのです。そのために、同時に複数の異性とコミュニケーションを取ることは必然的とも言えるでしょう。
ただし、同時進行が許されるのは「仮交際」と言われる期間だけです。いわゆる「友達以上、恋人未満」のような関係ですね。
いずれは本命を決めて「真剣交際」となり、通常の恋人関係と同じように一人に絞るのが常識です。
キープされたら本命になれない?
恋愛ではよく「キープは都合のいい相手。キープ扱いされたら、本命になるのは難しい」と言われますよね。
しかし婚活におけるキープは、都合のいい相手というよりも「本命候補の一人」です。婚活を進めていくのに必要な段階であり、男女共にキープはごく普通のことです。
なので「もしかしてキープされているかも?」と必要以上に不安を感じる必要はありません。
むしろ、キープされているのは「結婚相手の候補として考えてくれている」ということです。相手から「手放したくない」と思われている証でもあるため、本命になれる可能性は充分にあります。
婚活相手にキープされてる?本命との見分け方
婚活相手に、以下のような振舞いや言動が見られる場合は、キープされている可能性が高いです。
- 休日に会ってくれない
- 次のデートは1ヶ月先
- たまに連絡をスルーされる
- 話を覚えていない
- 態度がハッキリしない
それぞれについて、詳しく紹介します。
休日に会ってくれない
休日にデートに誘っても「都合が悪くて…」「予定が入ってる」などと、常に断られていませんか?デートが平日に限られているなら、あなたはキープされている可能性があります。
平日は仕事で疲れていたり、翌日も仕事だったりして、ゆっくりとデートを楽しめませんよね。そのため本命の相手とは、のびのびとした時間を過ごせる休日にデートする人が多いのです。
キープかどうかハッキリさせたいなら、あえて休日にデートできない理由を聞いてみるのも一つの方法です。動揺したり、言葉を濁したりするようであれば、キープされている可能性が高いでしょう。
次のデートは1ヶ月先
「次いつ会える?」の答えが1ヶ月も先だったり、「忙しくて分からない」と濁されたりしていませんか?また、デートに誘うのはいつもあなたからではありませんか?
好意がある異性とデートできるとなれば、忙しくても何とか時間を作って会おうとするはずです。むしろ自らスケジュールを空けて、積極的にデートに誘ってくるでしょう。
なかなかデートできない、相手からデートに誘われないのは、キープされているサインだと考えてください。
たまに連絡をスルーされる
「休日なのに連絡が取れない」「LINEを既読スルーされる」ということはありませんか?もし頻繁に連絡をスルーされるようなら、他の異性とデートしていることも考えられます。
そもそも好意を持っている人からの連絡をスルーする人は、まずいませんよね。むしろ、相手の方から積極的に連絡を取ろうとしてくるのが普通です。
もちろん本当に忙しい場合もあるので、判別が難しいこともあるでしょう。見分け方としては、連絡をスルーした後にフォローがあるかないかがポイントです。
話を覚えていない
話がかみ合わなかったり、何度も同じ質問をされたりしていませんか?もしかすると相手は、他の人の情報と混同しているのかもしれません。
本命以外にもキープがたくさんいる人は、話を覚えていないことが多々あります。また、あなたへの興味が薄い証拠とも言えるでしょう。
普段なら「自分に興味がないのかも」と分かりやすいサインですが、婚活では見落としがちです。特にこちらが気になっている相手だと「単なるうっかりかも」と流しやすいので、注意してくださいね。
態度がハッキリしない
婚活には結婚という明確なゴールが設定されているため、なんとなく付き合い続けるものではありません。3ヶ月程度で見極めて、真剣交際に進むか決めるのがマナーとされています。
何度もデートを重ねているのに、態度がハッキリしないならキープされている可能性大です。それとなく答えを促してみるのもいいでしょう。
さらに結婚に関する話題を避けたりするようなら、本気で婚活していないことも考えられます。時間をムダにしないために、時期を決めて見切りをつけるのも一つの手です。
婚活でキープから本命になるためのポイント3つ
婚活のキープは「本命候補の一人」ですから、本命に昇格するのは難しくありません。
キープから本命になるために大切な3つのポイントを理解して、真剣交際に発展させましょう。
引いてみるのは逆効果
恋愛では「押してダメなら引いてみる」という駆け引きのテクニックがありますよね。しかしこのテクニックは、婚活においては逆効果だと思ってください。
婚活中というのは、効率よく結婚相手を見つけるために、無駄なやり取りはできるだけ避けるものです。ただでさえ次々に複数の人と出会うので、わざわざ脈のなさそうな相手を追うようなことはしません。
気のないそぶりは、本命になれるどころか、キープからも除外されてしまう可能性が高くなります。駆け引きは、相手にとってあなたが大切な存在になってからにしましょう。
都合のいい相手にならない
気になる相手に嫌われたくないあまり、いつも相手の都合に合わせていませんか?無理に相手に合わせても「気が利くな」「付き合いやすい」と好まれるのは最初だけです。
「この人ならいつでも都合がつく」と思われてしまうと、あなたとの予定は後回しにされてしまいます。そして都合の良さだけで選ばれたキープは、いつまでも本命にはなれません。
歩み寄りながらも自分の都合ははっきり伝えて、フェアな関係を築くようにしてください。初めから対等でいることで、本命になった後も良い関係性を保ちやすくなります。
一緒にいて楽しい時間を作る
婚活で相手を選ぶときの決め手は、結婚相手として付き合えるかどうかですよね。本命になりたいなら、結婚生活をイメージして「安心できる」「楽しそう」と思わせることが重要です。
楽しい時間を作るというのは、面白い話をするとか、話題のスポットに行くということではありません。程よい距離感をはかったり、価値観をうまくすり合わせて、一緒にいる時間を居心地良くすることです。
お互いの価値観を大切にして、相手の心が安らぐような思いやりや笑顔を見せましょう。相手にとって、内面的に充実した時間を過ごすことができれば、本命になれる確率はぐっと上がります。
一人だけに執着しない
婚活では真剣交際が始まらない限り、同時進行で複数の異性とやりとりをするのが普通です。「いいな」と思う相手がいても、仮交際中の期間は一人だけに執着しないようにしましょう。
一人だけに執着すると「この人は自分に夢中だし、しばらくキープしておいても大丈夫」と思われがちです。
好意を示してアプローチしつつも、相手が慢心しない程度に、適度な距離感を保ってください。
仮交際中は、相手に対して「候補のうちの一人」と割り切った気持ちでいることは大切です。他のチャンスを逃さないためにも、こちらも複数のキープを確保しておくのがいいでしょう。
婚活でキープされる人・本命になる人の違い
「キープされるけど本命になれない」と悩んでいる方は、本命になる人の特徴を参考にしましょう。
- 居心地の良さ
- 金銭感覚や結婚観
- 自立している
- 誠実でマナーが良い
足りないと思う部分は少しずつ改善するよう努めることで、あなたも本命に選ばれる人になります。
居心地の良さ
婚活では、結婚相手の候補として異性を見るため「生活を共にできそうか?」という点が重視されます。素の自分を出せない相手や、気を遣いすぎてしまう相手とは、一緒にいて疲れてしまいますよね。
居心地の良い相手には、恋愛の強いときめきがなかったとしても、自然体でいられる安心感があります。それこそが、幸せな結婚生活を持続させる大切なポイントなのです。
本命に選ばれやすい人は、相手の居心地を良くするのが上手な人と言えるでしょう。
金銭感覚や結婚観
結婚相手として考えるときに、金銭感覚や結婚観が似ているのは大切なポイントですよね。生活に関わる価値観が大きくズレていると、喧嘩の原因になり、深刻な問題に発展することもあります。
もちろん全く同じ価値観の人はいないので、お互いの価値観のすり合わせが必要です。ここで歩み寄りができるかどうかも、本命として選ばれるには重要なポイントなのです。
また金銭感覚がルーズだったり、家庭を大切にする考えがない人は、男女問わず本命に選ばれないでしょう。結婚相手となると、異性としての魅力よりも、内面の素晴らしさや価値観の相性が優先されるのです。
自立している
本命として選ばれる人は、精神的に自立していて、自分の考えをしっかり持っています。それは今後幸せな結婚生活を送るために、見逃せない大切なポイントの一つです。
自立している人は、責任感を持って行動するため、不平不満を口にすることが少ないのが特徴です。また相手に依存したり、頼りすぎたりすることもありません。
必要以上に負担をかけることなく、お互いに支え合える相手との結婚生活は、安心できて心強いですよね。結婚を見据えた相手として選ばれるには、自立していることは基本条件と言えるでしょう。
誠実でマナーが良い
結婚相手に望む条件として「誠実な人」を挙げる人は多いですよね。結婚後は浮気があっても簡単には別れられませんし、周りに迷惑がかかることもあるので当然でしょう。
浮気以外にも、経済的なことや家事育児の負担など、不誠実な人との結婚生活は不安要素がいっぱいです。誠実で信頼できるということは、パートナーとして最も大切な条件と言っても過言ではありません。
また挨拶や周りへの気遣いができるなど、大人としてマナーを心得ている人は好印象ですよね。結婚となると親族関係や子育てもありますから、常識やマナーはチェックされていると思ってください。
婚活はキープを作る方が成功する?メリットは4つ
婚活ではキープする相手を作った方が成功しやすい場合もあります。
キープを作ると成功しやすい理由や、キープを作るメリットを紹介します。
視野が広がる
実は結婚相談所でも、できるだけ多くの人をキープするように勧められています。婚活ではそのくらい、効率的に結婚相手を見つけるための仮交際(=キープOK期間)は欠かせません。
キープしてお互いを深く知りながら、他の人とも出会いのチャンスを増やせば結婚のゴールは近くなります。多くの異性と交流することで、異性や結婚に対して視野が広がるメリットもついてきます。
また視野が広がると、うまくいかない相手に執着したり、相手にお断りされて落ち込みすぎたりしません。キープを作っておくことは、健全に婚活するモチベーションを保つことにも役立つのです。
冷静に判断できる
複数の婚活相手をキープして同時進行していると、相手を冷静に判断できるのもメリットです。
一人の相手しかいないと、引っかかる点があっても「みんなそうなのかな…」と流してしまいがちです。複数のキープと接していれば、冷静に良し悪しの判断がつきやすくなりますよね。
また、やり取りする相手が増えるほど、本当に自分と合う人を冷静に判断しやすくなるでしょう。
時間を無駄にしない
婚活ではなるべく時間のロスをなくして、円滑に進めていくのが成功のカギです。したがって、複数の人と同時進行することは効率のいい時間節約術なのです。
そもそも婚活は恋愛と違って、時間をかけて友達から恋人になるようなプロセスがありません。接点がないところから始まるので、「本命と思ったけれど違った」ということも珍しくないのです。
出会いの一つ一つを吟味するたびに、またゼロからスタートするのでは、かなりの時間がかかりますよね。実際に結婚に至るまでの時間も考えると、キープを作って同時進行するのはもはや必然かもしれません。
リスクを減らせる
婚活が長引いてもいいことはないので、できるだけ早く婚活を成功させたい!と思う人がほとんどでしょう。そのためには、婚活が停滞してしまうリスクを減らすことが大切です。
婚活相手を一人に絞っている間は、婚活が停滞してしまうリスクがあります。もし真剣交際に発展しなかったらまた振り出しに戻る…というのは非効率的ですよね。
活動が停滞すると長期的に余計な費用がかかってしまう上、モチベーションも下がります。リスク回避のためには、キープを作って短期間で婚活を成功させましょう。
婚活のキープ期間はいつまで?上手なやり方
婚活においてキープは普通のことですが、最低限のルールはあります。ルールをきちんと守った上でキープを作るのが常識です。
3か月以内に決める
婚活の「仮交際期間」は3ヶ月までとされるのが一般的です。仮交際期間は、複数の人と同時進行してもよいため、何人キープしても構いません。
しかし仮交際の期間を経たら、真剣交際に進むかどうか決めて、この時点で一人に絞るのがルールです。
いつまでも決断できずに、複数の人とズルズル婚活を続けるのはマナー違反です。人間性を疑われることにもなるので、注意してください。
本命を見極めるポイント
仮交際は3ヶ月という短期間ですから、本命をしっかり見極めるために以下の点に注目しましょう。
- 居心地が良い
- 金銭感覚、結婚観が似ている
- 誠実で異性関係に不安がない
- 短所も受け入れられる
- 歩み寄る寛容さがある
「居心地の良さ」「金銭感覚、結婚観」「誠実さ」は、幸せな結婚生活を送るために欠かせません。今後を左右する大切なポイントなので、本命を選ぶ上で必ず確認してください。
相手の短所を受け入れることも重要なポイントですね。
生活を共にしていくと、相手の長所よりも短所に目が行きがちです。どうしても気になる短所がある場合は、それが原因で結婚生活がうまくいかなくなる可能性もあるので注意しましょう。
また、お互いに歩み寄る寛容さがある人とは、多少トラブルがあっても共に乗り越えられます。
結婚生活では、2人で決断しなければならないことが多く、意見が食い違うことも珍しくありません。その際にお互いに歩み寄る寛大さがないと、喧嘩は避けられないでしょう。
相手にもキープはいる
「婚活相手をキープするのは気が引ける」と感じる人もいるでしょう。しかし婚活ではごく普通の流れの一つなので、相手にもキープはいるはずです。
相手をキープしているからと言って、負い目を感じる必要はありません。キープを作ることで婚活を円滑に進めてください。
またキープは結婚相手を見極めるプロセスなので、真剣交際とは違うことに注意しましょう。
しつこく連絡を取ったり、会いたがったりするのはお互いの婚活を妨げるだけです。相手も結婚相手を見定めている期間だということを忘れないでください。
同時進行で気をつけること
キープして同時進行するときに、気をつけるポイントは3つです。
- 思わせぶりな態度は控える
- 他の婚活相手の話はしない
- 体の関係はもたない
複数の異性をキープしている間は、必要以上に思わせぶりな態度は取らないようにしましょう。相手が「自分は絶対に本命だ」と思い込むと、相手は期待してしまうかもしれません。
キープしたいがために「他の人とは会っていない」というような嘘をつくのはルール違反です。
そもそも、婚活状況について話すこと自体がマナー違反です。婚活の経緯や他の異性について話しても、良いことは一つもありません。
そして最も重要なのは、複数の人をキープしている間は誰とも体の関係を持たないようにしてください。
仮交際中に関係を持つと、信頼度が下がって本命候補から外れたり、相手が期待してしまうかもしれません。最終的に本命に選ばれなかったときなど、思わぬトラブルに発展することもあるので注意しましょう。
キープのルールを守って婚活を成功させよう!
複数の婚活相手をキープすることは、婚活を円滑に進めるための有効的な手段です。ただしキープする際は、ルールをきちんと守りましょう。
また、相手にキープされているときは、本命になるためのポイントを参考にしてください。キープ期間をうまく活用し、婚活を成功させましょう!
婚活サイトと結婚相談所など複数の婚活を併用するのもおすすめです。