バツイチ子持ち女性の再婚率は?離婚例と共に結婚のコツを紹介
バツイチ子持ち女性の中には、自分が再婚できるのかどうか、世の中の再婚率が気になる人も多いのではないでしょうか。
一度離婚を経験している状態に加え、子供もいるとなるとそう簡単に再婚に踏み切れませんよね。この記事では、バツイチ子持ち女性の再婚率や、再婚率を上げるための方法について詳しく解説します。
バツイチ子持ち女性の再婚率は?
世間のバツイチ子持ち女性の再婚率は、実際にどのくらいなのでしょうか。『平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況』によると、全体的な再婚率は、男性68%・女性42%となっています。
女性よりも男性の再婚率の方が高いのは、子供の
が影響しています。離婚する際に子供がいる場合、母親が親権を持つパターンが多いです。子供がいる場合に比べ、子供がいない方が再婚に踏み出しやすいです。そのため、親権を持たないケースが多い男性の方が、再婚率が高くなっています。
実際に、年代別の再婚率について見ていきましょう。
バツイチ20代女性の再婚率
バツイチ20代女性が5年以内に再婚する確率は以下の通りです。
- 20~24歳:36.8%
- 25~29歳:34.7%
婚活市場において人気の高い20代女性は、バツイチでも出会いは豊富です。20代女性自身も、若くして離婚を経験した分、新たな出会いで幸せな人生を取り戻そうと前向きになりやすいでしょう。
男性にも選ばれやすく「もう一度結婚して幸せになりたい」という思いの強さが、高い再婚率につながっています。
バツイチ30代女性の再婚率
バツイチ子持ち女性は、30代となると離婚率はどうなるでしょうか?
バツイチ30代女性が5年以内に再婚する確率は以下の通りです。
30~34歳:29.2%
35~39歳:20.3%
前半と後半で、再婚率が大きく異なっているのが分かります。30代後半になると一気に再婚率が下がるのは、結婚相手として好む対象が男女で異なるためです。
一般的に、男性は年下、女性は年上を好みます。結婚を考える男性は30~40代が多く、その年齢よりも年下の30代前半までの女性が、お互いの好みとしてマッチングしやすいのです。
バツイチ40代女性の再婚率
バツイチ40代女性が5年以内に再婚する確率は以下の通りです。
- 40~44歳:15.5%
- 45~49歳:13.5%
40代の女性の場合、結婚相手として好みやすい年上男性となると50代で、既婚者が多く出会いも少ないです。
また、婚活市場では30~40代の男性がメインです。婚活している男性よりも年上になってしまうため、選ばれにくいでしょう。また男性は、結婚して子供が欲しいと考える人が多いため、 になる40代となると再婚率が低くなってしまいます。
バツイチ子持ち女性の再婚率は子供の年齢で変わる?
バツイチ子持ち女性の再婚率には、子供の年齢も影響してきます。ここでは「結婚相手がバツイチ子持ちの場合、どのくらいの年齢であれば抵抗が少ないか」というアンケートの結果を元に解説していきます。
この結果は、あくまでもアンケートによる「気持ち」であり、実際に再婚した数ではありません。しかし実際に子供の年齢は再婚に影響するので、一つの目安となるでしょう。
幼児までが35%で大多数
幼児まではあまり抵抗なく、再婚を考えられる人は35%と、大多数を占めています。まだ物心がつく前なので、新しく家族としての関係を作りやすいと考える人が多いでしょう。
バツイチ子持ち女性と再婚する男性にとって、子供との相性は重要。幼児までであれば血のつながった父親の記憶が残りにくく、わが子として育てやすくなります。
高校生以上が14%
続いて14%の人が、高校生以上であれば抵抗が少ないと答えています。親からの自立を考える年齢でもあり、一人の大人として冷静に話し合いができると考える人が多いためです。親子間のトラブルが起きにくいのが多きな要因です。
離婚による母親の苦労を見てきた子供が、幸せになってほしいと再婚を応援するケースも少なくありません。
小学生は12%
小学生であれば抵抗が少ないと答えた人は12%。学年によって考えは変わってきますが、低学年であれば幼児に近い考えで親子関係が築きやすいと考えるでしょう。
まだ甘えたい盛りの年代なので、片親という環境で寂しい思いをしている可能性もあります。小学校にあがることで、何かと両親が揃っていてほしいと思う機会が多いのも、小学生の特徴です。
そのため、父親として愛情を注ぐことで、親子の絆を深められそうと考える人が多いのです。
中学生はたったの1%
中学生と答えたのはたったの思春期真っ只中で一番多感な時期のため、このタイミングで関係を築くのは大変そうと思う人がほとんどです。
でした。母と子の関係すら良好とは言えないケースもあるでしょう。環境の変化にも敏感な時期なので、家族として受け入れてもらえるかわからない不安も大きいです。
バツイチ子持ち女性が再婚時に気を付けること
バツイチ子持ち女性が再婚を考える際、どういう点に気をつければいいのでしょうか。
- バツイチであることを隠さない
- バツイチ子持ちを卑下しない
- 子供を置き去りにしない
このように、再婚時には相手の男性や子供のことを考えるのが大切です。
「バツイチなのは隠しておいた方がいいだろう」「再婚したいならまずは相手男性との信頼関係を築くのが大事だよね?」などと考えている人は要注意です。
バツイチ子持ちの女性が再婚時に気を付けることについて、詳しく解説します。
バツイチであることを隠さない
バツイチ子持ち女性の再婚において、まず大切なのが「バツイチであることは隠さない」ことです。恋愛でバツイチは不利になると考え、隠して関係を進めようとする人も少なくありません。
しかし、大事なことを隠されていては結婚する気持ちも冷めてしまいます。関係が進んでからバツイチを公表されると、相手の男性は、隠されていた事実にショックを受けるでしょう。隠さず、バツイチであることを知ってもらった上で関係を進めていくようにしましょう。
バツイチ子持ちを卑下しない
バツイチ子持ちの自分に自信が持てず、卑下してしまう人は多いです。しかし卑下しても今の状況は変わりません。男性から見ても、自分を卑下する女性に良い印象は持てないでしょう。
今の自分を受け入れ、未来に目を向ける意識が大事です。自分自身を素直に受け入れて前向きに過ごせるようになると、男性にも愛されやすくなりますよ。
子供を置き去りにしない
バツイチ子持ちが再婚を考える際、再婚に向けた活動だけに注力してしまいがち。しかし子供は母親の言動に敏感です。
デートの時間を優先するあまり、子供を置き去りにしてしまうようでは、子供の信頼を失いかねません。子供を不安にさせた状態で再婚相手を紹介してしまうと、子供は「母親を取った相手」と考える可能性もあります。
子供と接する時間もきちんと確保し、子供の気持ちに寄り添うことを忘れないようにしましょう。
バツイチ子持ちでも再婚率を高めるには?
バツイチ子持ちが再婚率を高めるにはどうしたらいいのか気になりますよね。実際、子持ちの再婚は、考えるべき問題も多く簡単ではありません。
- 相手の人間性をよく観察する
- 母親としての姿を見せておく
- 交際相手と元夫を比較しない
- 男性の本音を聞いておく
- 誠実な態度で相手の両親に接する
このように、再婚率を高めるためには男性との関係性や、自分の言動が大切になってきます。具体的にどういう点に気を付けるべきなのか、それぞれ詳しく見ていきましょう。
相手の人間性をよく観察する
バツイチ子持ちの女性が再婚にあたり、重要視しなければならないのが相手の人間性です。相手の男性は、再婚により自分の夫になるだけではなく、子供の父親にもなるわけです。
血の繋がりはないが自分の子供として受け入れてくれるのか、子供を含めて生活していけるのかなど、恋愛感情だけで盲目にならず、冷静に人間性を観察する意識が重要になります。
母親としての姿を見せておく
再婚を考えている相手に、母親としての姿を見せておくのも大事です。恋人として好きになってくれていても、母親の顔を見せた途端に冷める男性もいます。冷められるのが怖いかもしれませんが、真剣に再婚を考えているのであれば必要です。
二人の関係が上手くいくようになったら、子供も交えて会う機会を作り、母親の顔も見せ、相手の反応を確認しておきましょう。
交際相手と元夫を比較しない
誰だって、自分以外の男性と比較されるのは気持ちの良いものではありません。比較対象が元夫となればなおさらでしょう。
「元夫はこうだった」「元夫はこうしてくれた」と元夫と比較するのは絶対にやめましょう。
してほしいことや、不満があるのならば、直接伝えてあげましょう。女性だって元カノや前妻と比較されると、良い気持ちはしませんよね。
男性の本音を聞いておく
バツイチ子持ち女性が再婚率を上げるには、しっかりと相手の男性の本音を聞くことです。価値観は人それぞれ違います。自分のペースで進めようとしたり、「相手も思ってくれているだろう」と決めつけたりせずに、直接本人に聞いておきましょう。
子供の父親になるには責任感が伴うため、簡単に決断できるものではありません。大事なのは、お互いに本音を伝え合った上で、どうしていくかを一緒に話し合って決めることです。お互いの価値観をすり合わせるのに時間がかかると考えておきましょう。
誠実な態度で相手の両親に接する
バツイチ子持ちの再婚となると、相手男性の両親が簡単に納得してくれるとは限りません。最初は反対される場合がほとんどです。
もし反対されたとしても、敵対心を持ったり感情的になったりしないように気を付けましょう。
息子が突然、他人の子供の親になるという状況に戸惑うのは、無理もありません。相手男性の両親の立場になり、誠実な態度で接する気持ちが大切です。
バツイチ子持ちが再婚に向けた交際期間とタイミング
再婚を考えるにあたり、どのくらい交際すべきなのか、再婚に踏み切るのに向いているのはどういうタイミングなのかも知っておきたいものです。
- 交際期間は1~2年がベスト
- 子供からパパになってほしいと言われた
- 子供の進学で名字を変えやすいタイミング
このように、子供の感情や環境への配慮は重要です。焦って再婚を決めてしまうと後悔する場合もあるので、落ち着いて見極めるようにしましょう。
次からそれぞれについて、詳しく解説していきます。
交際期間は1~2年がベスト
出会ったばかりの頃はお互いに気を使っているものです。最低でも1年は様子を見ておかないと、相手の本音は見えてきません。焦って再婚してしまうと、結婚した後に本性が分かり離婚につながりやすいです。
交際相手の男性が子供の父親として関係を築いていけそうかなど、態度や反応を見る期間が必要になります。結婚観や金銭感覚などの価値観についても、合わないと離婚の原因になり得るので、1~2年かけてしっかり見極めましょう。
子供からパパになってほしいと言われた
子供を介して一緒に会うようになると、子供から「パパになってほしい」と言われる可能性もあります。既に二人の間で再婚を考えていた場合は、まさに絶好機です。
まだ再婚まで考えていなかった場合も、これから考えるいいきっかけになるでしょう。子供が自ら家族として受け入れようとするのは、自分に父親が欲しい場合だけではありません。
その男性がいたら自分のお母さんも幸せだろうという気持ちも含まれているので、前向きに再婚を考えましょう。
子供の進学で名字を変えやすいタイミング
自分達の都合で再婚を進めてしまうのは、子供に精神的負担を与えてしまう可能性が高いです。大人が思っている以上に、子供は変化に敏感なので、子供の環境への配慮を行いましょう。
新たな家族としてスタートする日という意識を持ってください。子供の環境に影響が起こりにくい進学時など、名字が変わっても違和感がないタイミングが望ましいです。
バツイチ子持ちの再婚が失敗した例
バツイチ子持ち女性の中には、せっかく再婚しても、失敗してしまう人がいるのも事実です。しかし必要以上に不安になる必要はありません。大事なのは、失敗した要因を知り、そうならないように気を付ける意識です。
- 交際期間が短すぎた
- 子供と仲良くなれなかった
- 再婚後すぐに子供ができた
- 相手の親に反対された
このように、バツイチ子持ちの再婚が失敗した原因は様々です。一つ一つの原因を理解すれば、失敗する可能性を低くできるでしょう。
交際期間が短すぎた
意気投合し、直感で再婚を決めるパターンは少なくありません。しかし、付き合う期間が短いと失敗する可能性が高くなります。
交際を始めたばかりの頃は楽しいことばかりで「この人とずっと一緒に居たい」と思いやすいもの。一番楽しい時期に再婚を決意し、夫婦として一緒に暮らすようになってから、本性が分かり離婚に至ってしまうケースは多いです。
夫婦間だけならば問題ありませんが、子供にまた同じ辛い思いをさせてしまいます。恋愛と結婚生活は全くの別物です。子供も踏まえて考える必要があるので、一通り関係が落ち着いてから再婚を決めましょう。
子供と仲良くなれなかった
再婚相手と自分は仲良くても、子供が心を開いてくれず仲良くなれないと、男性はストレスを感じるようになります。子供と良好な関係を築けなければ、バツイチ子持ちの再婚は成功しません。
「いつかは分かってくれるだろう」と期待するのは危険です。子供にとって、自分の気持ちを聞き入れてもらえなかった出来事がトラウマになり、人間不信になったり、母親であるあなたとの関係にも溝が入ったりする可能性もあります。
コミュニケーションをしっかり取り、子供の本音に耳を傾け、不安を払拭させることが大事です。
再婚後すぐに子供ができた
自分と血の繋がった子供を授かった途端に、連れ子に対する態度が変わる人もいます。最悪の場合、暴力や虐待につながる場合もあります。
再婚前に二人の間で子供はどうするか、授かった場合も分け隔てなく愛情を注げるか、しっかり話し合っておきましょう。子供を作る期間は、ある程度子供が父親になついてからが好ましいです。
相手の親に反対された
自分と男性の中で再婚の意思があり、男性と子供も信頼関係を築けていたとしても、相手の親に反対されるパターンもあります。
息子自身に子供ができたという話であればまだしも、いきなり他人の子供の親権を持つというのは責任重大です。相手の親が戸惑うのは当然と心得て、時間をかけてでも受け入れてもらえるよう、誠実に向き合いましょう。
反対されたまま無視をして結婚すると、相手男性との関係にも関わってきます。
バツイチ子持ち女性が再婚率を上げるためのコツ
バツイチ子持ちの女性が幸せな再婚を目指すにあたり、出会い方も重要です。幸せな再婚を果たすためにも、出会い方のコツを抑えておきましょう。
- 友人に紹介してもらう
- 趣味の繋がりから探す
- 婚活サイトで婚活する
このように、バツイチ子持ち女性が再婚率を上げるための出会い方は3つです。それぞれの出会い方を知り、再婚率を上げられるようにしましょう。
友人に紹介してもらう
バツイチ子持ち女性ならば、友人に紹介してもらうのがいいでしょう。あなたをよく知る友人であれば、離婚により辛い思いをした過去を知っています。だからこそあなたの幸せを願って、最適な相手を紹介してくれるでしょう。
あなた自身も、再婚を考えていることや、理想の再婚相手のイメージなどを友人に話しておけばよりスムーズに進みます。友人が間に入ってくれるので、出会いに消極的になっている人でも安心です。
趣味の繋がりから探す
趣味の繋がりから相手を探すのも一つの手です。仕事や子育てで忙しい日々の中で、「母」としてではなく自分のために使える趣味の時間は貴重ですよね。
そんな趣味の繋がりで出会った相手であれば、再婚しても一緒に楽しむ時間が持てるので良好な夫婦関係を築きやすいです。
婚活サイトで婚活する
恋愛から始めるよりも、最初から再婚を目指したい人は、婚活サイトが効果的です。婚活サイトならば、条件を絞って相手を探せます。スマホ一つでできるので、仕事や家事の隙間時間を使って婚活できるのが魅力的です。
バツイチ子持ちの入会も推奨している婚活サイトを選べば、事情が分かった上で相手を探せるので、気兼ねなく婚活できます。
まとめ
バツイチ子持ちの女性の再婚事情について、不安や疑問は解消されたでしょうか。再婚率や失敗例についても紹介しましたが、必要以上に不安になり過ぎず、自分の再婚に活かす意識が大事です。
バツイチ子持ちの再婚に、焦りは禁物です。相手男性とは時間をかけて交際し、子供の気持ちに寄り添いながら、幸せな再婚を目指しましょう!