結婚するとき妥協していい部分とダメな部分
理想通りの条件の結婚相手が見つからない場合、その条件の中でもどこかは妥協しなければ婚活が長引いてしまいますよね。
婚活で妥協するのは悪いことではないのですが、妥協して良い部分とダメな部分をしっかり見極めることができなければ、結婚で失敗するリスクも高まります。
結婚相手に妥協してはダメな3つのポイントと、妥協しても良い点についてご説明します。
最低限の経済力
結婚相手に妥協するべきではない点として最も大切なのは、相手の経済力や金銭感覚です。
もちろん、最近は共働きの家庭も増えていますが、それでも相手の年収が極端に低いと自分が結婚生活に求めるものを諦めなければならないこともあるでしょう。
相手が高年収だったとしても、相手にある程度お金の管理を任せている場合は要注意です。
夫となる相手がこれまで自分が自由に使えていたお金が妻によって管理されることに不満を抱く可能性もあります。
しかもその夫の金遣いが荒い場合には今後のための貯蓄が難しくなってしまうかもしれません。
したがって結婚相手には、一緒に生活する上で最低限の困らない程度の年収があるか、金銭感覚にズレがないかが女性として妥協できないポイントとなります。
子供を作る意思
結婚をするメリットとして、自分の子供が欲しいと考える人も少なくないでしょう。
女性が妊娠しやすい年齢は決まっていて、それ以降である40代以上になると出産に伴うリスクが高くなってしまいます。
結婚前に子供が欲しいか、欲しいなら何人欲しいのかはよく話し合っておくべきです。
なぜなら、子供を作るとお金がかかることになってしまいますし、育児も協力して行わなければいけません。
結婚をしてもすぐに妊娠できるかはわからないことや、不妊の可能性についても考えておくといいでしょう。
また、どちらかがバツイチで既に自分の子供がいる場合、自分の子供はもういらないと考えていることもあります。
子供は夫婦関係に大きく影響するため、相手と子供に対しての考え方が一致しないなら別れた方が良いかもしれません。
他のことは取り返しがついても、子供については年齢を重ねてから後悔しても遅いということになりかねないので、これは妥協できない部分です。
人として好きになれるか
婚活をしても上手くいかないという人は意外と多く、そのような人は自分のストライクゾーンの最低ラインまで妥協をしてしまいがちです。
しかし、恋愛感情を持てない相手と結婚をするとちょっとしたことでも相手にイライラしやすくなり、結婚生活でストレスが溜まりやすくなってしまいます。
逆に、自分が好きなタイプとは少し違ったとしても、恋愛感情が湧く相手であれば人として好きになり、将来はその恋愛感情が家族愛に変わっていくでしょう。
婚活では恋愛感情と言っても、結婚を考えた上で相手を見極めることが重要です。
そのため当然ルックスがタイプだというだけではダメで、いかに内面を好きになれるかがポイントです。
結婚はこれまで他人だった人と一緒に生活をしていくということなので、必ず意見が衝突したり相手に不満が出てくることもあります。
そういった時に、その人の見た目だけでなく人として好きになれるかが結婚生活を長続きさせられるかのカギともなります。
まずは交際してみて、人として好きになれるかを見極めてから結婚を決めることをおすすめします。
妥協しても良い部分は?
逆に、結婚をする時に妥協をしても良い部分は、相手の見た目や経歴です。
まず、ルックスは年齢を重ねるにつれてやがて変わっていきます。
若い時はイケメンと言われた人でも、加齢によってその面影がなくなっていくこともありますし、薄毛や肥満になることもあります。
ちなみに身長は変わることはありませんが、高身長の男性は意外と少ないので、高望みをするのはやめた方が無難です。
見た目の良い男性はモテるので婚活市場では少数派ですし、婚活パーティーでも競争率が高いので、見た目重視の女性は婚活が上手くいかないことが多いのです。
いくら好みだったとしても性格や価値観が合わないと、月日が過ぎていくうちに不満の方が大きくなってしまうかもしれません。
また、学歴などの経歴も、あまりにこだわっていると視野を狭めることになります。
大卒以上でなくても良い人や管理職になって年収の高い人はいるので、相手を学歴だけで判断してしまうのはもったいないことだと言えます。
最後に
結婚相手を決めるときは、妥協して良い点とダメな点をハッキリとさせておくことが大切です。
妥協できるところは理想通りでなくても妥協し、逆に妥協してはいけない部分はストライクゾーンの外にあると考えた方が良いでしょう。
婚活をしていると自分に甘くなってしまいがちですが、結婚さえすれば婚活のゴールではありません。
いざ結婚してから後悔して離婚をすれば、また不利な条件で婚活を再開させなくてはいけません。
結婚生活で失敗をしないように、どの条件が自分を幸せにするかを考えながら婚活をしていくようにしてください。