親に結婚を反対された場合の対処法

結婚を決めるとお互いの親に挨拶に行きますが、結婚の報告をした時にどちらかの親に反対されてしまって話をスムーズに進められないということも珍しいことではありません。

ほとんどの親は子供には幸せになって欲しいと考えているので、結婚を反対される時には何か理由がある場合がほとんどです。

親に賛成してもらえない結婚は良好だった親との関係も悪くなりかねないので、賛成してもらえるような対処法を実践することをおすすめします。

結婚を反対する理由を聞く

どちらかの親が反対をしている時には、無理に話を進めるのではなくまずはなぜ交際や結婚を反対するのか、その理由を明確にしなければいけません。

そしてその理由次第では、親が第一印象で相手について誤解をしているだけということもあります。

また、親が反対している理由として自分の息子、娘が可愛いからと言って、特に理由もなく反対している可能性もゼロではありません。

親としても自分の子供には幸せになって欲しいという思いがあってのことなので慎重になるのは仕方のないこととも言えます。

お互いの親の意見もしっかりと聞き、親に反対されたからと言って簡単に結婚を諦めたり、逆に親と絶縁することのないようにしましょう。

親が納得のいくように説得をする

親が反対する理由がわかったら、次は結婚に賛成してもらえるように親を説得して理解してもらわなければいけません。

自分の親が反対している場合は自分が説得し、相手の親が反対している場合は相手に任せ、それぞれ自分の親を説得するのが良いでしょう。

結婚を反対する理由として相手との年齢差が大きすぎたり、相手がバツイチだという変えられない事実に対する偏見があることもあります。

また相手の雰囲気が浮気をしそうに見えたり、現在の貯金額が少ないなどの場合、説得次第では印象が変わることがあります。

前者の場合は変えることができないことですが、似た境遇の芸能人や友人などの具体的なエピソードを添えるのもいいでしょう。

年の差婚や再婚など、一見難がありそうでもちゃんと上手くいくということを理解してもらうことをおすすめします。

何かエピソードがあれば説得力も増しますし、親に考え方を変えてもらえる可能性も高まります。

後者の場合は相手の第一印象だけではわからない人間性について伝えたり、2人で考えている将来のプランなどを具体的に説明すると納得してもらいやすいかもしれません。

相手の貯金額が少なくて結婚生活に不安があるというような場合にも、マイホームの購入など特殊な事情があれば考え直してもらいやすくなります。

現在の収入や貯金が多くないとしても、金銭感覚や将来設計はしっかりしていることをアピールするといいでしょう。

兄弟など周りの力を借りる

家族の中で結婚に反対していない人がいる場合には、その家族に頼んで反対している親を説得してもらうというのも一つの方法です。

もちろん、家族の全員が反対している場合には家族の力を借りて説得してもらうことはできないので、そのことを頭に入れておきましょう。

両親のうち賛成している方や兄弟など、自分たちの味方になってくれそうな人がいれば協力してもらい、相談した上で説得してもらうのが効果的です。

結婚に反対している親は一度反対したからと言って意地になって反対している場合もあるので、そのような時には家族の協力が役に立つこともあります。

信用している家族の説得によって、結婚相手が良い人であると考え直してもらえる可能性も高いです。

両親の心情としても家族からの後押しであれば「今まで反対していたけれどやっぱり賛成する」と言い出しやすくなります。

親に結婚を反対されたらまずは相手を他の家族にも会わせ、味方してもらえる流れを作ることをおすすめします。

賛成してもらえそうなら結婚について相談や話を聞いてもらい、協力してもらえるようにお願いしてみましょう。

結婚ではなくまずは同棲からスタートする

結婚を親に反対されて反対の意見を撤回してもらえない場合には、まずは同棲したい旨を伝えることから始めてみてください。

同棲は結婚までは少し遠回りとなってしまいますが、同棲生活が上手くいけば親の印象も変わり、結婚を認めてもらいやすくなります。

また同棲をすることは、結婚を望んでいる当人同士の間でもメリットが大きいです。

結婚をしてみて親の言う通り合わない相手であれば同棲解消だけで済み、関係を解消する際にも離婚歴もつきません。

同棲してみて相手と結婚したいという気持ちがますます強くなれば、同棲中のエピソードを加えてますます反対している親を説得しやすくなり、結婚を認めてもらえる材料を揃えることができます。

逆に、同棲中に価値観などどうしても合わない部分があれば、早い段階で結婚相手として不向きだったということがわかります。

まずは結婚生活を入籍を後回しにした上で体験するつもりで、同棲をして親に認めてもらうように努力をすることをおすすめします。

最後に

せっかく自分が良いと思った結婚相手を見つけたのに親に反対されてしまうのはとても悲しいことですよね。

それでも、親に反発して対立すると家族間の溝が深くなるだけではなく、その相手から悪影響を与えられていると考える親も少なくありません。

結婚を反対された時にやるべきことは、親や相手としっかりと話し合って今後どうしていくかを決めることです。

子供の幸せを心から望んでいる親であれば、最終的には誠意が伝わり、相手の良い面も認められて結婚に賛成してくれる可能性も高まるでしょう。

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