婚活は年々大変に?女性・男性別婚活の現実と上手く良く方法
「婚活は大変」と聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。実際すでに婚活していて、大変だと感じている人もいるでしょう。
この記事では、婚活が大変な理由や、婚活を成功させる秘訣について詳しく解説していきます。
コロナ禍における婚活方法についても紹介しますね!
婚活が大変な時代になった理由
婚活が簡単ではなくなっているのは事実です。その背景には、時代の移り変わりによる、働き方や価値観の変化が影響しています。
婚活が大変な時代になった理由について、詳しく見ていきましょう。
独身貴族が増えた
まずは独身貴族が増えたことが挙げられます。以前は「結婚するのが当たり前」「結婚して家庭を持つことこそが幸せ」といった考えの人がほとんどでした。
しかし、離婚する夫婦が年々増加傾向、女性の社会進出などにより「結婚=幸せ」という価値観を見いだせなくなっている人が増えています。
実際、独身であることにこのようなメリットを感じている人もいます。
- 仕事が生きがい
- 収入や時間を自由に使える
- 煩わしい親族問題を抱えずに済む
これらのメリットから、自ら独り身でいることを選んだ人が増え、結婚したい人の数が減っています。
経済面で結婚できない人が多い
経済的な問題が原因で、結婚したくてもできない人が増えています。結婚や出産、子供の進学など、ライフスタイルの変化と共にお金はどんどん必要になっていきます。
また、年金生活が保証されていない未来もあり、老後資金に不安を抱える人も多いでしょう。自分一人で生きていくだけでも大変なのに、家族を養うだけの余裕はありません。
婚活で女性が大変な理由
なぜ女性が婚活で大変な思いをするのか、その理由について見ていきましょう。女性が婚活で大変な理由は様々ありますが、大きく分けると二つの要因が考えられます。
- 婚活市場による要因
- 理想と現実のギャップ
具体的にどういうことなのか、詳しく解説していきます。
婚活市場の男性の絶対数が少ない
まず最初に挙げられるのが、婚活市場において男性の数が少ないことです。女性は出産年齢などを考えて、早く結婚相手を見つけようと婚活し始める人がたくさんいます。
しかし男性の場合、女性ほど年齢を気にする必要がなく、婚活してまで結婚したいと考える人が少ないです。そのため、婚活市場においては、結婚に対する意欲が強い男性が少なく、「出会えない」と感じる女性が増えています。
首都圏では男女比の差が大きい
婚活している男性の数が少ないことから、首都圏では男女比の差が大きくでています。大手結婚相談所連盟IBJによると、首都圏と関西圏の2018年の男女比は「男37:女63」です。
人口が多い場所にもかかわらず、男女比にこれほどの差があると女性が苦労するのもうなずけますよね。
男性の方が女性よりも結婚願望が低い
そもそも婚活する男性の数が少ないのは、男性は女性に比べて結婚願望が低いからです。結婚生活では夫の収入を、世帯の主な収入源とする場合がほとんどでしょう。
女性は結婚すれば、自分一人の収入で生きていくよりも安定した生活が期待できるため、メリットが感じられます。しかし男性の場合は、妻子を養う責任が伴います。
- 自分で働いて得たお金は自由に使いたい
- 養っていく自信がある程の収入ではない
といった考えから、結婚に前向きになれず、絶対に結婚したいとは思えない男性が増えているのです。
専業主婦希望は通らない
婚活している女性の中には、専業主婦になるのが目的の人もいるでしょう。しかし年々男性の収入も下がっているため、男性側は共働きを希望するケースがほとんどです。そのため、専業主婦希望の女性は選ばれづらくなっています。
共に世帯収入を支えていく意欲がある女性を望んでいるため、容姿端麗でも専業主婦希望で通るのは難しいのです。
女性が考える普通レベルの男性がいない
女性が考える普通レベルと、実際の男性のレベルが異なるのも大きな原因の一つです。婚活女性は年収600万円以上を「最低限」「普通レベル」としている場合が多いです。しかし、結婚相談所などの婚活サービスで条件を検索すると、その平均を満たしている 。
実際の30代の平均年収は約400万円。理想と現実に大幅なギャップが生じているのがわかります。このギャップが「理想的な男性と出会えない」「結婚相手が見つからない」という悩みにつながり、婚活は大変と感じるのです。
ハイスペック婚活では条件ばかりに目がくらむ
婚活サービスの中には、ハイスペックな男性だけが集まる場所があります。高収入や医者・弁護士などの職業など、いわゆるハイスペックな男性に限定して婚活している女性は多いでしょう。
希望条件を満たすためにハイスペック婚活をするのは悪くありませんが、人間性よりも条件ばかりに目がくらんでしまうと、選んでもらえません。
ハイスペックな男性ほど、条件ではなく内面や努力を見てほしいと思っているものです。そうした男性側の理想とのギャップに気付かず、なかなか成果が出ずに大変な思いをする女性は少なくありません。
婚活で男性が大変な理由
婚活市場において、人数だけを見ると女性を選びたい放題になるため、男性は有利です。しかし男性ならでの大変さがあり、簡単に結婚できるわけではありません。この章では、婚活で男性が大変な理由をご紹介します。
年収が低くて相手にされない
結婚相手の理想条件として、男性の収入や職業は重要視されています。そのため、非正規雇用者や年齢に見合わない収入の人は、条件の段階でふるい落とされてしまうケースが多いです。
女性が希望条件を検索した際にもヒットしないので、プロフィールすら見てもらえません。経済的にも大変な時代だからこそ、男性の婚活も簡単ではないのでしょう。
高収入男性は中身を見てもらえない
婚活男性の中でも、高収入であれば上手くいくように感じられます。しかし高収入男性には、条件やお金に目がくらんだ女性ばかりが集まってしまいます。
- タワマンに住める
- ブランド品を買ってもらえる
- 働かなくても遊んで暮らせる
といった理想を夢見て近寄ってくる女性がほとんどで、男性にとって結婚する価値を見出せないケースがとても多いです。
家庭的な女性かどうか判断できない
家庭的アピールをしている女性は多いですが、男性が思う「家庭的な女性像」とずれが生じているケースも少なくありません。
男性が思う家庭的な女性は、
- 家にある材料でさっと料理ができる
- 家族や友人を大切にしている
といった日常的なところにあります。
しかし女性は、料理教室に通っていることや好きな人に尽くすことをアピールしているケースが多いです。その結果、男性が家庭的な女性かどうかが判断できず、理想の女性に出会いにくくなっています。
婚活が大変で上手く行かない人の共通点
婚活が大変と言われる中でも、婚活を経て結婚している人もたくさんいます。なぜ結婚できる人とできない人がいるのか、その違いはなんでしょうか?
実は「婚活が大変」「上手く行かない」と感じる人には、共通点があります。これらの共通点を改善できれば、婚活を成功へと繋げられるでしょう。
相手の話を聞かない
相手の話を聞かない人は、結婚相手として選ばれにくいです。婚活は自分をアピールする場面ではありますが、相手に楽しんでもらえる空気感を作るのが大切です。
お見合いやパーティーなどで会話をする時に、「自分ばっかり話す」「同じことを何度も聞く」などしていませんか?話を聞いてあげないと、相手を不愉快にさせてしまいます。
ただし、相手の話を聞かない人は自覚していない人が多いです。なぜいつも上手く行かないのか分からずに「楽しく話していたのに気に入ってもらえなかった」と感じる人が多いでしょう。
自慢話をする
婚活では自慢話は厳禁です。アピールのつもりかもしれませんが、実は
になっているパターンが多いです。特に男性は自分を高く見せようとする傾向にあり、仕事面での有能ぶりや人望の厚さを自慢しがち。まだ仲良くなっていない段階で自慢されても、対応に困ってしまいます。「質問してこないのは、私に興味がないから?」といったように、マイナスな印象を与えてしまいますよ。
決断力がない
婚活には決断力も大切です。
- 数多くの人の中から会いたい人を決める
- お見合いやデートの場所を決める
- 結婚相手としてふさわしいかどうか判断する
など、決断が必要になる機会がたくさんあります。
しかし、自分一人で決めるのが難しい人は、考えたり決めたりするのが億劫になり、自分の中で基準を持っておくといいですよ。
を起こしやすいです。結婚は人生に関わる大きな決断でもあるので、中々難しいところではありますが、不潔なところがある
婚活をする時に、不潔なところがあると相手にしてもらえません。いくら容姿や内面が良くても、不潔なところがあると、それだけで
と思われてしまいます。気にする点はたくさんありますが、その中でも特に気にすべき点は以下のような内容です。
- 髪や肌が脂っぽい
- 臭いが気になる
- 爪が伸びている
- 服がしわくちゃ
- 鞄の中がごちゃごちゃ
清潔感は意識していなければ、自分が綺麗かどうかは気付きにくいものです。出かける前は鏡で自分の姿を確認したり、シャワーを浴びたり、普段よりも身だしなみに意識を向けましょう。
気遣いがない
気遣いができない人は、婚活市場ではモテません。婚活は初対面の人と出会うため、距離がある状態から始まります。お互いに気を遣っている状態のため、さりげない気遣いができると好感が持てます。
しかしそのタイミングですら気を遣えない人は、関係性が進んでも気遣いできないでしょう。夫婦になっても助け合って生きていけるイメージが沸かず、ストレスが溜まりそうと思われます。
条件ばかりに囚われている
婚活をしていても「理想の人がいない」と嘆いている人の多くは、条件に囚われ過ぎています。条件で相手を見ていると、相手にも伝わりますし、条件ばかりに囚われている人とは関係を進めたいとは思えません。
収入や職業といった条件は、この先どうなるか分からず、内面や価値観の方が重要になります。そのことに気付かずに目先の条件ばかりに囚われていると、いつまで経っても結婚相手には出会えません。
ネガティブな話が多く雰囲気も暗い
婚活中の人の中には、自分に
も少なくありません。自信がないせいで日常生活で出会いがなく、婚活を始める人は多いです。しかし自信のなさから、自虐ネタなどネガティブな話が多いと、婚活市場でも選ばれにくいです。悪気がなくても、自分を卑下する姿を見せるだけでも元気を奪ってしまう可能性があります。すぐにポジティブになるのは難しいですが、できるだけ明るい話をするように意識してみましょう。
自分本位の行動をする
婚活は共に生きていくパートナー探しのため、自分本位な人は避けられます。
- お見合いやデートの場所や日程を決める際、自分の都合しか考えない
- 頻繁にドタキャンや日程変更する
など、相手の都合や気持ちを考えずに行動する人は好まれないでしょう。相手あっての婚活なので、自分本位な人が結婚まで行き着くのは難しいです。
服装に気を遣わない
いくら自分が興味がないからと言って、服装に気を遣わないのはマナー違反です。自分は良くても、相手を不快にさせてしまいます。
服装に気を遣えないと、婚活に対する真剣さや誠実さは感じられません。相手に選んでもらいたいという気持ちを伝えるためにも、服装にまで意識を向けましょう。
大変な婚活を上手くいかせるには?
婚活が大変と感じる原因が分かったところで、成功に導くための具体的な方法が気になりますよね。この章では、婚活を上手くいかせるコツをご紹介します。
ここで紹介するポイントを押さえておけば、婚活を大変と感じずスムーズに結婚までたどり着けるでしょう。また、相手選びに失敗しないので、結婚後幸せになれる可能性も高くなりますよ。
婚活では自分を知る作業が必要
婚活で一番大切なのは、自分を知る作業です。自分自身を知らなければ、自分にどんなタイプの異性が合うのかわかりません。
幸せな結婚を果たすために、自分と向き合う時間を作り、客観的に自分を知るところから始めましょう。
- 自分の見た目
- 理想のライフスタイル
- 相手に求める条件
- 自分が大事にしたい価値観
など、今一度自分自身について整理してみてください。自分を正しく知ることで、本当に自分に合う人が見つけられますよ。
婚活しようと思った理由を考える
婚活の目的を明確にするのも大事です。「出会いがなかったから」といった表面上の理由ではなく、婚活をしてまで結婚したい理由を考えてみましょう。
- 結婚して〇〇な生活を送りたい
- 家に帰ったら待っていてくれる人がほしい
- 心の支えになってくれる人がほしい
など、自分が本当に結婚に求めている部分までかみ砕ければ、婚活の理由が明確になるでしょう。
その結果、理想の相手像も明確になってくるので、理想の相手に出会う確率が上がります。
相手への気遣いを忘れない
どんな時も相手への気遣いを忘れてはいけません。
- 自分だけが話さないように相手にも話を振る
- お見合いやデートは相手の都合も考える
- デートの日程変更など失礼なことをしてしまったらきちんと謝る
など、ふとした瞬間でも気を遣える人は、多少の失敗はカバーでき、好印象を与えられます。
また、相手のさりげない気遣いにきづき、お礼を言うと好印象に繋がりますよ。
身なりから整える
今まで身なりを意識していなかった人は、まず身だしなみを整えるだけでも相手からの反応が変わります。
- 美容院に行く
- 清潔感のある服装
- 匂いケア
など、見た目が整っていればそれだけで好印象です。
結婚生活では内面が大事とはいえ、まずは内面を知りたいと思ってもらう段階にいなければ始まりません。センスに自信がない人は、結婚相談所のカウンセラーなどプロに相談してみましょう。
結婚イメージをする癖をつける
婚活中は、ついつい目先の結果だけに目が行きがちです。自分の結婚後のイメージを持っていますか?結婚することがゴールになっていて、結婚後の具体的なイメージができていない人は意外と多いです。
- 結婚後どういう生活を送りたいのか
- どういう人とどういうことがしたいのか
- 子供は何人欲しいのか、どんな家に住みたいのか
など、結婚イメージをする癖をつけましょう。
具体的にイメージしておけば、相手を選ぶ時の基準になりますし、婚活が大変と思わず活動しやすくなりますよ。
コロナ禍の大変な状況でも婚活できる
最近はコロナウイルスの影響で積極的に人に会いに行けない状況です。しかしそんな大変な時期だからこそ、素敵なパートナーと出会い、一緒に不安を乗り越えたいと考えている人は少なくありません。
そこで、出会いたいけれど3密は避けたい人におすすめの婚活方法をご紹介します。コロナ禍で婚活を諦めていた人もぜひ参考にしてみてください。
オンライン婚活パーティー
WEB会議サービスである「ZOOM」をご存知ですか?コロナ禍において、ビジネスシーンで利用するようになった人も多いでしょう。
そのZOOMを使ったオンライン婚活パーティーがあり、家にいながら実際に会場にいる気分で異性と出会えます。
オンライン婚活パーティーの最大のメリットは、一度の参加で複数人と出会えるところです。効率よく出会いたい人に向いてます。
婚活サイトなどマッチングアプリの利用
気軽に外で会えないからこそ、オンライン上だけで進められる婚活サービスを求めている人がたくさんいます。実際ここ数ヶ月で、婚活サイトやマッチングアプリの需要が一気に伸びています。
外出しなくても、チャットや電話、ビデオ通話などで関係を深められるので、時間も無駄になりません。
今まで利用した経験はあるものの、出会えずに最近は使っていない人もいるのではないでしょうか。緊急事態宣言後から出会いを求める人が増えていて、アクティブユーザーが多いので、今は出会いのチャンスですよ。
オンラインお見合い推奨の結婚相談所
より真剣に婚活したい人は、オンラインお見合いを推奨している結婚相談所がおすすめです。お見合いするとなると、コロナの影響が気になりますよね。
相談所によってはZOOMを使ってのオンラインお見合いを推奨しているところがあります。会場に行かなくていいので、お見合いにかかる飲食代を削減できますし、家にいながらできるのでお見合いのハードルが低くなります。
コロナの影響が気になってお見合いを控えている人は、オンラインお見合いを使ってみるのも1つです。
まとめ
婚活が大変と言われる理由や上手く行かない人の共通点を見て、自分の課題が見えた人も多いのではないでしょうか。
確かに婚活は簡単ではありませんが、大変な中でも上手く行かせる方法はあります。自分を見直し改善していけば大丈夫です。
また、コロナ禍で婚活を諦めていた人は多いでしょう。今はオンラインで婚活ができる時代です。会いづらいからと、諦める必要はありません。婚活する目的や、今の自分にできること・すべきことに向き合い、幸せな結婚を手に入れましょう!