職場恋愛はリスクも多い!?効果的なアプローチ方法と注意点

職場は、ともに過ごす時間が長いぶん同僚や上司などを好きになるきっかけがたくさんあります。

職場恋愛は好きな人を身近に感じられる反面、周囲にバレてしまえば仕事に影響が出るなどのデメリットもあり、続けるには注意が必要です。

職場恋愛のリスクを知り、効果的なアプローチを心がけましょう。

職場恋愛で覚悟するべき5つの注意点

職場恋愛をするなら、何より「ここは仕事をする場」であると忘れない姿勢が失敗を防ぎます。

好きな人が近くにいると、集中力を欠いたり相手の人間関係が気になったり、ストレスも避けられないのが職場恋愛です。

成功するには、下記の5点に注意しましょう。

  • 仕事と恋愛を混同しない
  • 周りにバレないようにする
  • 相手が仕事のライバルになる可能性もある
  • 相手の人間関係に嫉妬することも
  • 別れた後気まずくなりやすい

プライベートではじまる恋愛とちがい、職場恋愛では感情をコントロールすることが必須です。
それぞれ詳しく確認していきます。

仕事と恋愛を混同しない

まず、職場は仕事をする場所です。
好きな人が同じ職場にいるとついその人ばかり意識が向きがちですが、仕事と恋愛をしっかり分ける覚悟がないと、どちらも失敗する恐れがあります。

例えば大切なデータを扱っているときに、好きな人の手が空いたのを見て話しかけに行ってしまい、自分の仕事は放ったらかし。その間にパソコンが不調になり、目を離したことを上司に責められるかもしれません。
仕事に支障をきたすだけでなく好きな人にも「仕事のできない自分」を見せることになりますよね。

また、周りに内緒で同僚とお付き合いしていて、ある日大きなケンカをしてしまったとき。

次の日いやな気持ちのまま出社してしまい、彼氏の様子が気になって仕事に集中できず、ささいなミスをおかしてしまう。
そんな自分では、職場にも好きな人にも迷惑をかけてしまいます。

仕事と恋愛を混同しないように、気持ちを切り替えるクセが職場恋愛では必須です。

周りにバレないようにする

たとえば、職場の同僚に片想いしているとき。
前日の夜にLINEで盛り上がり、浮かれた気持ちで出社してつい相手の男性に気さくな態度を取ってしまう。

お互いは楽しくて良いかもしれませんが、周りは「あのふたり、仲良すぎない?」とどんな関係なのか勘ぐりたくなり、それとなく観察するようになります。

おかしな注目を集めると、ふたりの親密な様子が噂になったり冷やかされたり、不要なストレスが生まれます。
ふたりの関係を快く思わない人がいれば、足を引っ張ろうとするなど仕事に影響が出かねません。

周りにバレないように気をつけるのは、何よりふたりのためです。
交際している場合でも、職場では一定の距離を置くなど振る舞いには気をつけましょう。

相手が仕事のライバルになる可能性もある

仕事によっては、好きな人がライバルとなる可能性もあります。
同じプロジェクトに関わり、どちらの案が採用されるか競うことになったり、ちがう部署でも成績を争ったり、仕事を優先しないといけない場面があると大変です。

恋愛感情を出すと仕事で負け、仕事を優先すると好きな人に嫌な思いをさせる。
それでも、仕事である以上は結果を出さなければならず、お互いにぎくしゃくした空気で過ごすことも避けられません。

対立する場面でも、恋愛感情を押し殺す覚悟が必要なのですね。

相手の人間関係に嫉妬することも

同じ職場で過ごすことは、相手の人間関係を目の当たりにします。
自分以外で仲のいい異性の存在を知ったり、別の部署に元彼・元カノがいたり、見たくないと思っても接触を避けられないときもあります。

もしお付き合いしている場合は相手にとっても同じで、仕事上は仕方ないとわかっていても自分より親しげに話す異性がいれば、決して穏やかな気持ちではいられません。

身近だからこそ、相手の人間関係に嫉妬してしまい、ストレスを感じる可能性があるのですね。

別れた後気まずくなりやすい

職場恋愛では、お付き合いがうまくいかず別れた後も、同じ職場で過ごすことになるのがデメリットのひとつ。
同じ部署なら顔を合わせないわけにはいかず、気まずい空気を抱えても逃げ場がありません。

常に気配を感じながら仕事をするのはつらいことだし、未練を断ち切れずに新しい恋愛にも進めない、なんてことも起こりえます。

失恋後も相手と同じ職場にいなければならない覚悟も、職場恋愛では忘れてはいけません。

職場恋愛が発展するきっかけ4つ

どんな恋でも、きっかけがないとお付き合いまで発展することは難しいですよね。
職場恋愛でも同じ、ふたりが心を惹かれる瞬間は必ずあるものです。

  • 仕事で協力するうちに
  • 相談に乗ってもらった
  • 飲み会や食事で盛り上がった
  • 一緒に帰って距離が近づいた

上記の4つのきっかけについて、順番にお話します。

仕事で協力するうちに

同じクライアントを担当することになったり、業務の連絡担当で頻繁に会話する機会があったり。
仕事ではひとつの目標に向かって力を合わせるシーンが多いので、「同じ気持ち」を共有します。

一緒にがんばっているうちに、その人の考え方や性格を知り、引き込まれていく。
それが恋心の芽生えるきっかけになります。

相談に乗ってもらった

仕事について悩みがあると、大変さを理解してくれる人に相談したくなりますよね。

職場の外に友人もいるけれど、やはり近くでわかってくれる人に聞いてほしい。
そんなときに、相談に乗ってもらった人に恋をすることもあります。

「大丈夫だよ」「がんばっているよね」など、励ましの言葉をくれる人には心を開けるもの。
その信頼が、恋愛感情に発展します。

飲み会や食事で盛り上がった

職場を離れて開かれる飲み会や食事は、リラックスできるしその人の意外な顔も垣間見えるものです。
職場ではなかなか知ることのなかった趣味や好きなものなど、「私も!」と意気投合して盛り上がると親近感を覚えます。

それで終わりではなく、次の日もまた職場で話を続けられるのも、お互いの関心が途切れないきっかけに。
飲み会や食事などで縮まった距離を意識できるのも、職場恋愛の特徴です。

一緒に帰って距離が近づいた

たとえば、一緒に残業していて帰りが同じになったとき。
「良かったら食事でもどう?」とどちらからともなく声をかけて、個人的な会話を楽しめたことから相手を意識する、ということもあります。

仕事の疲れや達成感などを味わう帰り道は、気が抜けているぶんお互い気さくに会話ができますよね。
職場とはちがう顔を見ることで、異性として意識するきっかけになります。

職場女性の脈ありサインと言動

職場恋愛では、ほかに人がいるのが当たり前なのであからさまなアピールはやりづらいもの。

ですが、好きな人にはやはり特別感を持って接するし、好意のサインを送ってくるのが女性です。

脈ありサインのなかでも、特に多いのが以下の5つ。

  • 何かと相談してくる
  • よく目が合う
  • 恋愛の話をしたがる
  • ボディタッチが多い
  • 休日にLINEを送ってくる

それぞれ、どんなサインなのか詳しく見ていきましょう。

何かと相談してくる

仕事に関する苦労や、上司についての悩み。
ほかの人でも聞いてもらえそうなことでも、あえて自分にばかり相談してくる。

それは、悩みを打ち明けることで自分を知ってほしい、距離を縮めたいというサインであり、何より信頼している証拠です。
苦しいことほど、相談する相手は選びますよね。

「あなたに聞いてほしい」とアピールすることで、心を開いていると伝えています。

よく目が合う

同じ部署にいればよく目が合うのは当たり前と思うかもしれませんが、注目したいのは「こちらが見ていないときでも視線を感じること」です。

ふと見られている気がして振り向いたら、目が合った。
そんなタイミングは当たり前ではなく、「見ていたい」という脈ありサインだと思いましょう。

よく目が合うのは、それだけ意識が向いているのですね。

恋愛の話をしたがる

恋愛のような個人的な情報は、本来とてもデリケートな話題のはず。
誰にでも簡単にできる話ではないのに、あえて口にするのはあなたがその対象だからです。

何とも思っていない異性に、過去の交際や片想いの話などを打ち明ける必要はありません。
それを知ってもらうことで、「私はこんな恋愛をします」とアピールしています。

また、男性の恋愛についても尋ねるのは、どんな女性を好きになるのか気になるから。
自分もその対象になりたいから知りたがる可能性があることを、忘れてはいけません。

ボディタッチが多い

話が盛り上がって、思わず相手の肩や腕を叩く。
こんなボディタッチはよくありますが、脈ありサインだとその頻度が増えると思いましょう。

普通に話しているときでも、「肩にホコリがついているよ」など手を伸ばしたり、「お疲れさま!」と元気よく背中を叩かれたり、ボディタッチが多いのは親近感の現れでもあります。

異性の体に触れるのは、勇気がいりますよね。
だからこそ、特別な人にしかボディタッチはできないもの、と心得たいですね。

休日にLINEを送ってくる

職場の同僚とLINEを交換している、という人も多いでしょう。
いつも姿を見ながら会話する職場と違い、離れてやり取りする時間は気楽で楽しいもの。

ですが、休日までただの同僚にLINEを送ることは、少ないのではないでしょうか。
「特に用事はないのだけど」など、言い訳しながらも連絡をくれるのは、それだけ存在を身近に感じている証拠です。

顔を合わせない日までLINEをしてくるのは、好意のアピールでもあるのですね。

職場男性の脈ありサインと言動

女性の脈ありサインはわかりましたが、男性はどんな言動があるのでしょうか。
男性の場合は、恥をかきたくない意識が強いので慎重に動くのが特徴です。

下記の5つが見られるとき、脈ありサインだと思いましょう。

  • 用がなくても話しかける
  • 仕事の心配をしてくれる
  • プライベートで連絡が来る
  • 恋人がいるか確認する
  • 二人きりの食事に誘ってくる

それぞれ詳しく見ていきます。

用がなくても話しかける

特に大きな用事はないのに頻繁に話しかけてきたり、気がつけばほかの人との会話にも混ざってきたり。
「よく話すな」と感じるとき、男性は「もっと会話したい」というサインを送っている可能性があります。

何とも思わない異性に、わざわざ声をかけることはありませんよね。
特に相手から話しかけられることが多いときは、好意のサインだと受け取りましょう。

仕事の心配をしてくれる

こちらから相談したわけではなくても、「あの件、大丈夫?」と心配してくれる。
また、仕事の準備が大変なときにみずから手伝いを名乗り出てくれる。

どうでもいい相手の仕事まで心配することはなく、気にかけてくれるのは好意があるからです。

好きな人の役に立ちたいのは誰もが同じ。
心配することで、自分の存在をアピールするのですね。

プライベートで連絡が来る

たとえば、仕事が終わって家でくつろいでいるときに、「今度の週末は何か予定があるの?」とLINEなどで連絡が来る。

仕事についてだけでなく、プライベートなことでも連絡をくれるのは、心の距離を縮めたがっているサインです。
お互いについてもっとよく知りたいからわざわざ連絡するのであり、個人的なことが気にならない相手にメッセージは送りませんよね。

趣味や好きなもの、週末の過ごし方など、あれこれ尋ねてくるのは関心が高い証拠です。

恋人がいるか確認する

「もし迷惑でなければ、今度の休みに映画でも行かない?」
職場で親しい男性からこんな連絡が来るときは、「彼氏がいるかどうか」を知りたがっている可能性があります。
この質問をすることで、彼氏がいるかどうかわかると思うのですね。

何とも思っていない女性なら、彼氏の有無は気にならないもの。
あえて確認する気持ちが見えるときは、恋愛感情があることを考えましょう。

二人きりの食事に誘ってくる

異性と二人きりの食事は、よほど親しい間柄でないと起こりませんよね。
仕事ではなくプライベートで誘われたときは、親密さを深めたいサイン。
二人きりの時間を共有することで、特別な存在になりたい気持ちがわかります。

恋愛感情のない相手なら、わざわざ二人きりで過ごすことを提案する気にはなりません。
食事に誘うのは、もっと近づきたい気持ちがあるといえます。

職場恋愛が成功するアプローチ方法

職場恋愛を成功させるにはアプローチの仕方も重要です。
周りに人がいる職場では、目立つような接し方は控えるのがベター。
相手の気持ちを考え、迷惑にならないアプローチを考えましょう。

  • 仕事でフォローしてあげる
  • 相談をきっかけに仲良くなる
  • こまめにLINEで連絡する
  • プライベートで会う

スムーズに距離を縮めるには、上記のようなやり方が効果的です。
それぞれ詳しく解説します。

仕事でフォローしてあげる

相手が仕事で困っていたり、手助けできそうなことがあったりするときは、迷わずフォローしてあげましょう。
応援してもらえると感じるとうれしいし、そこから信頼関係が生まれます。

でも、でしゃばって相手の仕事を奪うような真似は禁物。
あくまで支えることが大切であり、相手の望むフォローを考えたいですね。

相談をきっかけに仲良くなる

「仲良くなりたいけれど、盛り上がる話題が思いつかない」など近づくきっかけに悩むときは、相談を持ちかけるのもおすすめです。

「この業務がうまくいかなくて」「取引先に持っていく資料でわからないことがあって」など、最初は仕事のことで相談するのがベター。
いきなりプライベートな話だと重いと感じてしまうので、答えやすそうな話にすることも大切です。

また、相談に答えてもらったときは、後で必ず「あのときはありがとう」と感謝を伝えることも忘れずに。
「また聞いてあげたいな」と思ってもらうことで、次も話しかけやすくなります。

こまめにLINEで連絡する

目の前に相手がいなくても会話を楽しめるLINEは、職場を離れてもやり取りができるのでぜひ活用したいツール。
IDを交換したくてもなかなかその機会がないときは、仲のいい同僚同士でグループを作り、そこに招待するのもひとつの方法です。

個人でやり取りができるようになったら、週に3回は連絡を入れて会話を楽しみましょう。
こまめに会話の機会を作ることで、相手も少しずつリラックスできます。

相手からも気軽に連絡ができるように、最初は重たい話題は避け、楽しい気持ちでやり取りすることを心がけたいですね。

プライベートで会う

「ただの仕事仲間」から一歩抜け出すには、プライベートで会う時間を作ることが欠かせません。
職場で見せる顔とはちがう、「素の自分」を知ってもらうことで恋心を刺激します。

スムーズに誘うなら、「この間言っていた本を読んでみたい」や「あの映画気になるって言っていたけど、一緒にどう?」など、相手がうなずきやすい提案が重要。
普段の会話から相手の好きなものや自分との接点を探し、会いやすい用事を作れば、それがきっかけとなりプライベートで会う機会を増やせるでしょう。

最初は数時間でもいいので、まずは「プライベートで会う」ことを目標に、会話を楽しんでくださいね。

職場恋愛は焦らないことが成功の秘訣

職場は仕事をするところであり、公私混同は厳禁です。
だからこそ、職場の人を好きになったときは冷静に行動することが必須であり、相手のマイナスになるような関わり方は避けましょう。

関係を深くすることに焦らず、少しずつ信頼を築いていくこと。
小さなアプローチでも、続けていくことで相手の心を開けることを忘れないでくださいね。

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