恋愛で”自爆”してしまったら、彼の心は取り戻せないの?
LINEやデートをしてくれなくなった彼氏へ「別れよう」と告げたり、なかなか振り向いてくれない片思い中の彼に「もうLINEしません」なんて宣言をしたり…。
本当は反対のことを思っているのに、不安を抑えきれず試すような言動をとってしまう女性はとても多いです。
でも、こうした「自爆行為」が彼との関係をよくすることはまずありません。
恋愛で自爆をしてしまったら、彼の心を取り戻すことはできるのでしょうか?
恋愛における「自爆」とは?
恋愛における自爆とは、彼氏や好きな人への不安な気持ちが大きくなりすぎて、彼との関係をみずからの言動で壊してしまう行為です。
彼に振り向いてほしいあまり、思ってもいないようなことを口にしてかまってもらおうとします。
具体的には以下のような言動をおこして自爆していきます。
恋愛における自爆行為(例)
- 思ってもないのに「別れよう」と伝える
- 彼への不満を急に爆発させる
- 不安な気持ちを綴った長文LINEを送り「話し合いたい」と持ち掛ける
- 片思いの彼に「もうLINEしません。さようなら」と伝える
- 片思いの彼に「あの言葉は嘘だったの?」と迫る
恋がうまくいかなくなるといてもたってもいられなくなり、こうした自爆行為に出てしまう女性は後を絶ちません。
彼のことが好きだからこその行為ではあるものの、自爆行為がいい結果に終わることはまずありません。
そうしてすぐに後悔することになります。
自爆はなぜダメなのか?
ではなぜ、自爆行為はよくない結果を招くのでしょうか?
理由は主に2つあります。
恋愛において女性が自爆するのは、彼に対する不安が積もりに積もって感情のコントロールができなくなったときです。
男性は、感情的になりやすいのが女性という生き物であると分かっていながらも、ヒステリーを起こすような女性はやっぱりめんどくさいと感じます。
自爆行為はヒステリックです。男性としては仕事で忙しかっただけなのにいきなり「別れよう」と言われたり、社交辞令でかわいいと褒めただけなのに「あれば何だったの?」と責められたりすると、どうしていいか分からなくなります。
女性の複雑な感情を推測したり察したりするのは苦手分野だし面倒に感じます。
男性はシンプルな考え方を好みます。
女性が「もういい」と口にしたら、その裏にある感情を察する前に「そうか、もういいのか」と受け止めてしまうのが男性なのです。
自爆した後にできるのは「沈黙」のみ
恋愛において自爆をする人は、その瞬間は頭に血がのぼっているため、行為の「まずさ」を自覚することができません。
でも、自爆をしてしばらくたって「何てことをしてしまったんだろう」と後悔してしまうのです。
そうしてまた「何かしなきゃ」と焦って、「もういいよ!」と激昂してしまったらすぐに、「ごめん、今のは忘れて。連絡ないのが不安だったから…」と弁解のLINEをします。
彼は感情の起伏が激しいあなたについていけないと思うでしょう。
自爆したあとにできる唯一の対処法は「何もしないこと」、つまり「沈黙」です。
女性側は不安が積もりに積もった結果として責め立てたり暴言を吐いたりしてしまうのですが、彼にとっては「なんだかよく分からないけど急に怒って泣き出した」という状況です。
めんどくさいしイライラします。
そのため、自爆後は彼女からのどんなアクションもうっとうしく感じてしまうのです。
あなたとしては自分がどれだけ不安か知ってほしいからこその行為だし、まずいなと気づいたあとは謝りたいと思うかもしれません。
でも、そこはぐっと我慢してほとぼりが冷めるまで待ちましょう。
どうしても気になる人は、自爆後3日くらい経ってから「この前はごめんね」と短いLINEを送ってください。
返信を期待してはいけません。
それから最低でも2週間、付き合っていない場合は責め立てる理由がなかったのですからできれば数か月は沈黙を続けたいところです。
会うのはもちろん、LINEを送るのもやめましょう。
学校や職場などでどうしても会わないといけない場合は、可能な限り接点を持たないようにしてください。
人間とは不思議なもので、ずっと自分に関心をもってくれていた人が急にそっけなくなると気になってしまうのです。
時間を置くことで相手へのマイナスイメージも薄れていきます。
そうした効果を唯一狙えるのが「沈黙」という方法なのです。
分かっているけどできない人はとても多い
沈黙は自爆後に彼との関係を修復するたったひとつの方法ですが、これができない人はとても多いです。
押しすぎてしまったあとは引くだけだと頭では分かっていても、彼のことが好きなあまり、また「連絡しないと離れていくんじゃないか」と不安になるあまり、何かと理由をつけて連絡をしようとします。
そもそも自爆してしまう女性は感情のコントロールが苦手です。
沈黙には我慢がつきものなので、それができずについ「地震大丈夫だった?」とLINEをしてしまいます。
さらに返信がないと「LINEしてごめんね」という重たいメッセージを送って追撃自爆をすることになるのです。
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沈黙を守る7つのコツ
では、沈黙を守るにはどうすればいいのでしょうか?
ただでさえ不安になっているのに、連絡をしないと決断するのは怖いですよね。
それに、沈黙をしたからといって彼の気持ちが必ず戻ってくる保障はありません。
ですが、覚えておいてほしいのは、自爆後にすぐ謝罪メールを送ったり会って話がしたいと持ち掛けたりといった「すがる」選択肢よりは「沈黙」のほうがずっとベターだということです。
まずはこの意識を持つことが大切です。
ただ形式的に「送ってはいけない」という義務を果たすだけではあまりうまくいきません。
「禁止」をして自分を苦しめるのではなく、心から「連絡しない・したくない」という意思を持つのです。
そのためのコツを以下に挙げますので、実践できるものから試してみてください。
沈黙を守る7つのコツ
- 沈黙が彼との関係を修繕するもっともベターな方法だと理解する
- SNSなどの彼に関する情報をすべてシャットアウトする
- 彼と共通の知人には会わない
- 彼以外に興味を向ける(仕事、趣味など)
- 彼以外の男性と遊びに出かけてみる
- 自爆したときの発言やメールを思い返してみる(恥ずかしくなる)
- 自爆したときの自分の感情に向き合い反省と学習をする
沈黙から上手に復活するには?
2週間から数か月の沈黙に成功したら、やっとまた彼へ連絡することができます。
ですが、ここで失敗する人も少なくありません。
せっかく沈黙をしたのに彼の気持ちを取り戻せない女性は、必ずと言っていいほど、沈黙からの復活が「我慢のご褒美」になっています。
好きな気持ちや不安をずっと我慢していて、期間がきたから連絡をするというやりかたでは、また感情の爆発が起こる可能性が非常に高いです。
ダイエットのリバウンドと同じです。
目標体重を達成しても、大好きなケーキを我慢している状態では失敗が目に見えていますよね。
ダイエットは「あんなに大好きだったケーキをあんまり食べたくなくなった」ときにはじめて成功したと言えるのです。
恋愛における沈黙も同じ。
長い沈黙から復活するのは、本当に自分の気持ちが落ち着いたときでなければいけません。
実際にはまだ不安な気持ちが残っているのに「沈黙後の初めのLINEは軽めに送る」というテクニックだけを駆使しても、彼から返信がなければまた感情的になって「連絡してごめんね」とめんどくさいLINEを連投することになります。
沈黙からの復活は、いかに心から彼の存在を興味の対象外に置いておけるかがカギとなります。
沈黙に何か月必要かというのは気持ちを落ち着けるために必要な目安でしかありません。
自爆をしてしまったら、できるだけ彼を遠ざけて自分自身に目を向けましょう。
趣味や自分磨きが楽しくなってきたときが、沈黙を破るいちばんのタイミングです。
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まとめ
感受性が豊かな人は、男性よりも女性に多いと言われています。
それだけ女性のほうが、恋人や好きな人に対する不安な気持ちがコントロールできなくなる傾向が強いです。
恋愛において自爆をしてしまうのもある意味ではしょうがないのかもしれません。
でも、自爆をして恋愛がうまく進むことはほとんどないでしょう。
自爆をしてしまったら、あとは沈黙あるのみです。
彼と連絡をとらない期間にすべきことはたくさんあります。
なぜ自爆をしてしまったか、自分はどんなときに感情的になるのか、それをどうやってコントロールすればいいのかを考えたえり、女性としての内面と外見を磨いたり、ほかの男性と遊んでみたり…。
彼を思って我慢を続けている場合ではないのです。
自爆をした後は、あなた自身がいかに楽しく毎日を過ごすかに目を向けてください。
彼のことはいったん忘れて、ちょっとくらい自己中心的になるのがちょうどいいかもしれませんね。