両思いでも付き合えない。2人の間に立ちはだかる5つの大きな壁とは?

男と女の関係は、思い通りに進んでいけば天にも昇る気持ちにさせてくれます。

けれど熱い思いが叶わず、ただ苦しいばかりで終わることもあります。

その中で最も切ないのは、両思いなのに付き合えないという悲しい運命の恋ではないでしょうか。

こんなに好きなのに…。相手も私を愛してくれているのに…。

今回は、相思相愛なのに結ばれない恋のケースを取り上げます。

両思いなのに付き合えない関係とは

『人を好きになったら、とにかく相思相愛になれるように頑張る!』というのが、ごく普通の恋愛パターンです。

違う言い方をすると、『相思相愛にさえなれば、付き合える!』ということになります。

しかし世間には『両思いでも恋人同士にならない男女』も存在します。

許されざる関係

両思いなのに付き合えない理由として、一番想像しやすいのが『許されざる関係』かと思います。

男女のうちどちらかが結婚している、もしくは双方が既婚者などのケースが当てはまります。

立場的に難しいから

愛に年の差なんて関係ないなんて言いつつ、実際にはあまりにも年の差があると、親や友達から猛反対を喰らうことがあります。

特に公務員などのお堅い職業に就いている場合、恋愛も結婚も『常識的な範囲で』という、暗黙のルールに縛られます。

「あんな女はやめておけ」とか「あんな男はダメ」と、まわりの人たちが恋の炎を消しにかかるケースは、世間に多く存在します。

破綻する可能性が高いから

既婚者でもなく、誰かに猛反対されるわけでもないのに、付き合わない男女もいます。

それは『この人と付き合ったら、きっと破綻してしまうだろうな』と感じ、本人が自分の意志でストップをかける恋です。

片方が大きな夢を追いかけている。

勉強のため海外へ行こうとしている。

出会ったとき、すでに彼は遠い場所で暮らしている人だったなどのシチュエーションだと、付き合うのをあきらめようという心理が働くことがあります。

ふたりに立ちはだかる5つの大きな壁

両思いでありながら付き合えない関係…。

ふたりに立ちはだかる大きな壁として、代表的なものは以下の5つです。

  1. 男女のどちらか、または双方が既婚者
  2. 先生と生徒の関係であるなど、立場的に付き合うのが難しい
  3. 職場恋愛であり、一歩が踏み出せない
  4. 会うだけで金欠になるほどの遠距離恋愛
  5. 恋愛の成就よりも夢やキャリアを優先させたい

相思相愛の男女が恋人同士になれるのは、好きという気持ちにプラスして、付き合うのにふさわしい条件も整っているときです。

この条件がベースにない男女が両思いになった場合、自分の運命を呪いたい心理に陥ったり、「出会わなければ良かった」「どうして好きになってしまったんだろう」など、処理しきれないほど様々な悩みに苦しめられます。

『理性』で相手を決めた方が良い?

ここまで、許されざる恋や付き合わない方が良いと判断される恋について説明しました。

但し、読者の方々もご存知の通り、世間には『それでも愛する気持ちを優先させようとする男女』も結構いますね。

映画やドラマでも見かけるように、男女というのは困難が立ちはだかったとき、より一層お互いへの気持ちが燃え上がる傾向があります。

たとえば大親友と同じ男性を好きになったというシチュエーションですが、誰も結婚していないのであれば、引き下がらなくても罪にはなりません。

または、彼女持ちの男性を好きになるというケースも世間では多発しています。

両方がフリーであり、立場的にもちょうど良い男性が見つかるまで我慢するという考えに至るのは、ふたりの感情よりも『理性』を優先させた場合の話です。

「あの人はやめた方がいいよ」とか「もっとあなたにぴったりな男性が他にいるはず」というアドバイスは、どれも理性的な内容です。

「こうしたい」という気持ちを抑え、「こうすべき」という理性に基づいて行動すれば、『両思いなのに付き合えない』という結果になります。

恋愛感情を優先させる

先ほどのケースとは真逆で、『恋愛感情』を優先させ、理性を捨てる男女も存在します。

ふたりのうちどちらかが既婚者である場合は法的に罪になりますので、付き合うのを諦めることも多いようですが、それ以外のケースにおいては恋愛感情のまま突き進む男女は珍しくありません。

『彼が心に決めた女性がいるなら、私は告白せずに諦めよう…』なんて、しおらしく引き下がる女性が、果たして今の世の中にどれくらい存在するでしょうか。

人を好きになるという感情は、極めて本能的であり衝動的なものです。

好きになってはいけない人を好きになったり、苦しむとわかっていてものめり込んでしまうのが恋愛というものです。

ふたりが感情を優先させて付き合うことになったら、数々の困難や壁が立ちはだかることになります。

それでも止められない、止めたくないと心底思えるのが本当の恋愛です。

どちらを選んでもメリットとデメリットがある

遠距離恋愛、職場の上司と惹かれてしまう、彼女持ちの人を好きになってしまった…。

付き合うのが困難な人を好きになった場合は、感情のまま進んだとしても、逆に恋を諦めたとしても、メリットとデメリットが付いて回ります。

両思いでも付き合えないと判断したとき

お互いの恋愛感情を抑えて付き合うのを諦めた場合、人から咎められる・嫌われるということがありません。

これまで通り何事もなかったように日常生活は過ぎていきますし、誰かを怒らせることも傷つけることもありません。

ですが、まわりを傷つけない代わりに、自分たちが傷つくというのが大きなデメリットとなります。

相思相愛なら恋人になりたいと思うのは、人間にとって当たり前の感情です。

それを無理やり抑えてさよならを言わなければならないというのは、ふたりに想像以上の苦しみをもたらします。

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感情優先で恋人同士になったとき

様々な条件や立場やまわりの意見を押しのけ、ふたりの愛を優先させた先には、燃え上がるような大恋愛が待ち受けています。

愛する人のそばにいられることほど幸せなことはありませんね。

但し、ふたりの幸せを優先させることで、まわりの大切な人を悩ませたり怒らせたりするのが、感情で行動した際のデメリットです。

親や兄弟を泣かせることになるかも知れませんし、友達を失う可能性もあります。

年の差がありすぎる恋や、先生との恋などでは、社会的な信用を失うこともあります。

どちらの道を選んでも、何らかの苦しみを背負うことになります。

あなたが失いたくないものは彼との愛なのか、それとも社会的地位やまわりの人たちとの友好的な関係なのか。

その答えによって、進むべき道が決まります。

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